【「ムリに行かしちゃえば案外ケロッとしてるもんよ」にモヤモヤした話】

先日、ちょっとモヤモヤしたことがありました。

知人のお誘いで何人かで集まる機会があり(その内の数人は初めて会う方)、その時に友人Aさんが、お子さんがたびたび幼稚園に行きたがらなくて毎朝大変だという話をしました。

すると、他のみなさんは
「そんなの初めは泣いててもママが居なくなっちゃったらケロッとしてるもんよ~」
「ちょっと甘えてパフォーマンスしてるのよね~」
「子どもは幼稚園や学校に行くのがお仕事だから行かさなきゃね!」
と・・・

その言葉たちが夕方になってもずーっと心に残ってモヤモヤ・・・

以前、テレビのワイドショーの様な番組で不登校を取り上げていたのを見たことがあるのですが、お母さんが泣く1年生の娘さんを毎日学校に送って行っているというトピックを聞いて、あるタレントさんは
「そんなのオレだったら「行け!」ってひとりで行かしちゃうけどな~」
と発言していました。その時もモヤモヤしてずっと記憶に残っています。

息子が不登校になって初めて、この様な”甘えているだけ” ”絶対行かせるべき”考え方の人が多いことに驚きました。
息子のことに対して同じような事を何度か言われ、私は間違っていたのかとすごく不安になって自信を無くしてしまい、無理に行かせるようなことをして息子を傷つけてしまい本当に反省しています。
自分を惑わした言葉だから、こういった発言にとくに過敏になるようになった気がします。

今でもこのような発言を耳にすると、自分が批判されたような気持になるし、モヤモヤします。
そして、どんな風に話したら分かってもらえるのかと、いつも悩んでしまいます。
なかなかうまくわかってもらえないのです。

もちろん、厳しく無理にやっても大丈夫な子が大半なのかもしれません。
でも、中にはそうする事で、どんどん不安が大きくなって精神的に不安定になってしまったり、ごはんが食べられなくなってしまったり、体調が悪くなってしまうような子もいます。
「学校に行かなきゃ」「学校に行きたい」と思ってもどうしても行けない子もいます。

色んな子がいると理解が広まって、
「そっか、無理せず休み休みでもいいからゆっくりやったらいいよ」
「子どもでも合わないところや嫌なところはあるよね」
「不安だったらお母さんが一緒で安心してできることからとかでも大丈夫だよ」
こんな言葉をかけてくれる人が増えると嬉しいなぁ。。。

そして、後日談なのですが、別の日にAさんとふたりで会う機会がありました。

やっぱりAさんも、あの時もやもやしていたそうなのです。
Aさんは、息子さんが登園を嫌がった時は家で落ち着かせてから遅れて登園したりと、息子さんの状態を見て対応しているそうなのです。
「でも、他の人に話してもわかってもらえないだろうな~と思って言わなかった」と話していました。
ちょっと引きずっていたモヤモヤでしたが、こうして共感しあえたことでちょっとスッキリでした。

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