小1の5月から不登校になった息子。放課後登校・付き添い別室登校を経て９ヶ月でひとりで登校できるように。今も毎日楽しく登校しています♪
このブログFootは不登校中の「こんなことあったよ」「こんなこと悩んだよ」「こんな工夫したよ」、そして「こんなふうに学校に行けるようになったよ」をつづっています
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不登校の子がひとりでお留守番できない時どうする？？
子どもが不登校になってから精神的に不安定な状態で、ひとりにさせるのはちょっと心配…
小学校低学年の子が不登校で、まだ一人でお留守番できない…
そういう方、いらっしゃるのではないでしょうか？
私も、小１の息子の不登校が１ヶ月を超えて長引いてくる気配を感じた頃、
「このままだと、病院とか、ひとりで出かけなきゃいけない時どうしよう！？」
と悩みました。
私も夫も実家が遠方、夫は急に長期の海外出張が入る事があり「この日に休んでほしい」という事がなかなか難しい状況・・・
小学校に入る前だと、保育園などの一時預かりなどを利用する事もできますが、小学校に入学した子どもを平日の日中預かってくれるところ・家に来てもらって見守りをお願いできるところってどこ！？な状態でした。
候補はファミリーサポートorシルバー人材センター
子どもをお願いするのだから、きちんとしていて安心なのは絶対条件で探しました。
不登校の相談に行った市の子育て支援センターの保健士さんに聞いたり、自分でも色々調べてみました。
そして、最終的にはファミリーサポートかシルバー人材センターが有力候補に。
ファミリーサポートもシルバー人材センターも、多くは各市区町村や公益社団法人で運営されているサービスです。（シルバー人材センターは地域の６０歳以上の方が登録されています）
ファミリーサポート
シルバー人材センター
私の住居地ではファミリーサポートはそのサポーターさんのお家に子どもが行って見てもらうという事で、その頃いつも以上に不安定だったり、知らないところは緊張する息子にはちょっと難しいかと思い、うちは自宅に来てもらえるシルバー人材センターにお願いするのがいいかなと考えました。
シルバー人材センターに連絡
いよいよお願いしたい…となったのは学校の旗振り当番があった時。
息子の学校の旗振り当番は、子どもたちが家を出るより早く出て、旗振りやスクールゾーンの管理などやって、帰るまで50分くらいかかります。そして、夫はもう出勤している時間。
ご近所さんに預けることも一瞬頭をよぎりましたが、朝の忙しい時間、そしてそこのお子さんが登校するタイミングに、学校をお休みしている息子を預ける…というのはちょっとどうかと思い、その時にシルバーさんにお願いしたいと思いました。
余裕をもって、お願いしたい日の1ヶ月以上前にシルバー人材センターに電話。
電話に出たコーディネーターの方に、
留守中に子どもと過ごしてほしいこと、
子どもは不登校になっていること、
などを伝えました。
コーディネーターさんはとても理解のある方で、
「じゃあ、良かれと思ってお子さんにちょっとお説教っぽいことを言っちゃうような方じゃない方がいいですよね。
優しくてお子さんの相手をするのが好きな、合いそうな方を探してみますね。」
と言ってくださり、とっても安心しました。
後日(色々考えて探してくださっていたそうで、少し日数がかかりました)、候補の方が見つかったと電話があり、一度、私の家で顔合わせをすることになりました。
シルバーさんと初顔合わせ
顔合わせ当日、コーディネーターさんとシルバーさん(実際には”○○さん”と名前で呼んでいましたが、ここではシルバーさんと書きますね。)が家に来られました。
60代前半の女性の方で、ご自宅はなんと我が家から歩いて５分のところのご近所さん。
今までも小さいお子さんのいるおうちにお世話に行ったり、子育てサポートの研修なども受けたことがある方でした。
少し息子の話などをすると、
「私も男の子３人育ててきて、本当に色々あったからわかりますよ(^^)」
と言ってくださり、この方なら安心してお願いできると確信してお願いすることになりました。
まずは慣れるために１回来てもらう
いきなり私の留守中にシルバーさんにお願いするのは息子にはハードルが高いと感じたので、まずは私のいる時に１時間程シルバーさんに来ていただき、お互い慣れてもらうことに。
少し家で遊んだ後は、シルバーさんが息子を誘って近くの公園に連れて行ってくれました！
人見知りな息子がまだ会って２度目の人と公園に行ったのでびっくり。
学校に行っていないことに何も言わず、息子の興味のあることを色々質問したり、「すごいね！」とほめてくれる優しいシルバーさんに息子も安心したようです。
私は、息子のいない平日の昼間を３０分だけ堪能しました(#^^#)
預けた当日の様子
旗振り当日、私が出る１０分くらい前にシルバーさんに来てもらいました。
朝イチだし、私が出て行くときに息子が不安になって「やっぱり行かないで」などと言わないか心配でしたが、大丈夫でした。
私がいない間、息子はシルバーさんに自分の持っている本を紹介したりして、楽しく過ごしたようでホッとしました。
息子にとっても、私とずっと一緒ではなく、こうして他の人と過ごすことはすごくプラスだったのではないかと思います。
その後のシルバーさんとのお付き合い
旗振り当番はその月２回あったので両方お願いし、その後も私が用事などで出かけないといけない時、夫が長期の出張で少し息抜きしたい時など、何度もお願いしました。
ご近所だったので、息子はシルバーさんの家庭菜園の収穫にお誘いしてもらって、「ゲームより畑仕事の方が楽しい！」と目をキラキラさせて帰ってくることも。
そして、シルバーさんは息子が不登校になって悩んでいる私の事も気にかけて下さり、週末の夫がいる時に「少しふたりで話さない？」と連絡をくれて私の話を聞いてくれたりと、実家が遠い私にとって近くにシルバーさんがいる事がすごく心強い存在になりました。
息子が不登校にならなかったら出会わなかったんだな～と思うと不思議な気持ちになります。
素敵な方を紹介していただいたコーディネーターさん、息子と私を支えていただいたシルバーさんにはとっても感謝しています(*^^*)
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