「学校へ、いきたくなかったときって、あった?」雄介は、おとうさんに、ききました。しっぱいしたことを、しつこくからかわれて、気持ちがしぼんでしまった雄介に、おとうさんは、“ずるやすみ”をしようというのです。
ずるやすみをした雄介は、家族で仲良しのお友だち家族のお家に遊びに行き…
小学校低学年でも読みやすい、また子どもに読み聞かせするのにもピッタリな物語りです。
親にとって学校に行きたくない子どもを休ませることは勇気のいる事ですよね。
でも、”ずるやすみ”する事で気持ちが元気になってまたがんばれる事もある。
そんな”ずるやすみ”だって必要だよね、みんな心がしんどい時は休んだっていいんだよ。と親にも子にも思わせてくれる一冊です。
ちなみに、”ずるやすみ”という言葉にちょっとドキッとしちゃいますが(学校に行けなかったとき”ずるやすみ”と思われることが辛かったので…)、ちゃんと内容を読むとタイトルは気にならなくなりました。
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実はこの本、先日、息子が学校の図書室から借りてきました。
なんでこの本を選んだんだろう!?と聞いてみると、図書室の先生が勧めてくれたとのこと。
クラスごとの図書の時間、たくさんある図書室の本からどの本を借りたらいいか選べないでいると、「この本はどうかな?」と図書の先生が息子に渡してくれたそうなんです。
私はそれを聞いてとっても嬉しい気持ちになりました。
息子が不登校になって付き添い登校をしていた時、図書室に私も息子と一緒に本を借りに行ったりしていたので、先生とはお会いしたことがありました。キチっとした物静かな雰囲気の先生で、当時は挨拶と「付き添いしてるので一緒に本を見させてください」程度にしか話をしませんでした。
そんな感じだったので、その先生が息子の事を覚えていてくれたことに驚いたと同時に、この本を勧めてくれたと聞いて、ずっと息子のことを気にかけてもらっていたんだなと嬉しくなったのです。
息子にピッタリのこの本を勧めてくれる、図書の先生らしいさりげないサポートもとっても素敵だなって思いました(^^)
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