【不登校だったことのある人生を知れる本「学校は行かなくてもいい」】

息子が不登校になって、私は「必ずしも学校に行く必要はない」と「学校に行ってほしい」との間で揺れ動いていました。
何かのきっかけで「学校に行ってほしい」の思いが強くなった時はついイライラとして子どもに当たってしまった事もしばしば…
「学校に行ってほしい」と思ってしまう理由に、「子どもが学校に行かないことが、自分にとって不安」というのが大きかったと思います。(「子どもとずっと一緒にいるストレス」も、もうひとつの大きな理由でした…)

そんな不安を少しでもなくして自分が安心したいために、子どもを少しでも行かせようとして悪循環になってしまったことが何度もありました。
我が子が不登校になるまでは、テレビなどで不登校の子を見ても、「全然ありだ」「自分が合わないと思う学校に無理して行く必要ないよ」と思っていたのに、いざ我が子が不登校になるとこんなにも不安になるとは思ってもいませんでした…

そんな中、学校に行けない気持ちを知りたい・わかりたい、そして、不登校だった人がどんな人生を歩まれているのかを知りたい、と思って手に取った本「学校は行かなくてもいい」です。

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この本の著者の方は、小2から中3まで不登校でした。その後、定時制高校へ進学し、高3で起業、大学へも進学されています。
著書では、不登校になった時のことから、不登校中の様子、そして今に至るまでをマンガと文章で書かれています。
大人になった今だからこそ、当時の事をふり返って、言葉であらわせていることがあるんだと思います。

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そして、著者以外にも何人もの方の不登校になった経験談や今の気持ちが紹介されています。
たくさんの不登校経験者のこれまでの人生を知ることで、なんだか少しホッとしました。
もしこのまま息子が学校に行けなくても、息子と一緒に考えていけばいいのかなと少し余裕をもって考えられるようになりました。(まぁ、正直、そんな気持ちをつい忘れてイライラしてしまったこともありますが…)

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ちなみに本の名前は「学校は行かなくていい」ではなくて「学校は行かなくて”も”いい」なのです。
本当にその通りだなって思います。世の中の「学校に行かなくてはいけない」という雰囲気が「学校に行けない・行きたくない」子どもや親をさらに苦しめているように思います。
「学校は行かなくて”も”いい」という認識がもっと広って、この本に紹介されたような学校に行かない場合にこんな生き方があるよとみんなが知ると、学校に行けなくなった子どもへのまなざし、そして不登校の子ども自身や親が見える景色も違ってくるのかなと思います。

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