【学校に行けるようにならないといけないの?】

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子。
このブログでは不登校になってから再登校できるようになるまでの色んなことをつづっています。
再登校を目指し、再登校できるようになったのだから、母親である私ashikoが最初から“学校に行かないといけない!“ ”再登校できるようにしなくては!“と考えていたと思われる方も多いのではないでしょうか。
なので、“そもそも学校に行けるようにならないといけないの?“という事について、私が思っている事、息子がどうして再登校を目指したのかをお話ししようと思います。

実は、私自身は学校に絶対行くべきとは思っていません。
学校に行かなくても、ホームスクーリング、フリースクール、通信制、サドベリースクールなどたくさん学ぶ方法はあるし、“勉強”という形でなくても普段の生活から色んなことを学ぶことだってできると、息子が不登校になる前から考えていました。

じゃあ、なぜ不登校になった息子と再登校を目指したのか?

理由は大きく2つあります。
「まだ小学校に数週間ほどしか通っておらず、新しい環境に慣れなくて行けなくなっているのか、本当に学校が合わないのか、分からなかったから」
そして、
「息子自身が“幼稚園からの友達がたくさんいる今の小学校に行けるようになりたい”と言ったから」

小学校に入学して数週間ほどで学校に行けなくなった息子は学校の何が嫌なのかハッキリした理由もわかりませんでした。もし、学校という新しい環境に慣れていないだけで、息子自身が通えるようになりたいと思っている学校に行くのをやめてしまってはもったいない。そう思いました。

息子とたくさん話した上で、夫と
「まずは学校に戻ることを目指そう、そして、どうしても今の小学校が合わないなら合う環境を探そう」
と決めました。

そして、放課後登校、付き添い別室登校をしながら、私は色々な学校や学校以外の環境を調べていました。
私立の小学校、フリースクール、サドベリースクールなどなど。。。
幸い、我が家は夫の通勤圏内なら引っ越しをすることも可能なので、息子が合う環境に通えるためには引っ越しすることまでも考えていました。(もちろん、親にとって精神的・経済的にはそのまま今の小学校に通えるようになることが一番助かるのは本当のところではありました…)
他の選択肢もあると考えることで、今の小学校がダメでも他があると思えて、気持ちも少し楽になった部分もあります。

息子は今の小学校に行けるようになりたいと言っていたので、もちろんそれを応援することを第一に。
でも、時々、「他の学校とか、学校じゃないところもあるんだよ~」とは伝えました。
まずは1年くらい様子を見て、それでも学校に行くことが難しそうなら、「こんな所もあるんだ」と知るために、他の学校やフリースクールなどの見学に一緒に行ければいいかなと思っていました。
そして、その上で息子の状況や気持ちを考えて決めていこう。そう思っていました。

結局、息子は少しずつ少しずつ小学校に通えるようになり、9ヶ月で再登校し、他の環境を見学に行くことはありませんでした。
学校から帰ってすぐ近所の友達のお家に遊びに出かけていく息子を見て、あの時すぐに学校をあきらめなくてよかった。今ではそう思っています(^^)

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村 応援クリックお願いします(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました