小1で不登校になった息子は、失敗したり、間違えたりすることにとっても臆病。
再登校できるようになってからも、学校では「先生に怒られないか」「正しく答えられるか」「完璧にやらないと」と、いつも緊張して疲れてしまうようです。
私はずっと、そんな息子に「失敗したって大丈夫」「一生懸命やればそれでいいんだ」と思えるようになるといいな、不安や心配がある時に少しでも肩の力をぬく方法を知ってほしいと思っていました。
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そんな息子にピッタリなこの本を見つけたので、さっそく息子にプレゼント(^^)
「失敗したらどうしよう…」「きらわれちゃったら大変…」
「子ども認知行動療法 不安・心配にさよならしよう!」より
ものの見方を変えると気持ちがラクになる!
親子でもひとりでもできる!みんなの認知行動療法ブック
本には不安や心配事をかかえた3人の子どもが出てきて、3人それぞれの気持ちの変化のお話になっていて、子どもにもとてもわかりやすい。
3人のこどものひとり「失敗したらどうしよう!」と思っている たすくくん は息子と同じタイプ。
息子も「オレと一緒だ~」と言ってました(^^)

本は以下の4つのパートに分かれていています。
- Part1 不安はみんなの中にある
- Part2 体をゆるめてドキドキを小さくしよう
- Part3 いろんな考え方をしてみよう
- Part4 階段を一段ずつ上っていこう
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パート1では、まず自分の物事の見方や考え方のクセに気づくことからはじめます。
自分はどういう時に不安になったりドキドキするのか、また、どれくらいドキドキするのか、不安になったらどうなっちゃうのか・・・
そして、不安は気持ちは自分を守るためのものでもあるんだよ、でも不安が強いとつらくなる事もあるよね、と教えてくれます。
たすくくんがテストに不安になっている様子に、息子も自分のことを客観的に見られたようです。
パート2は、体をゆるめてドキドキを小さくする方法が紹介されています。
自分の気持ちいホッとできる場所を思い浮かべる、すって~はいて~の深呼吸をする、不安を軽くするまほうの言葉など・・・

この本は寝る前に息子と少しずつ読んでいるので、ふたりでベッドの上ですって~はいて~の練習をしました。
息子は、すって~はいて~が気に入ったのか、テストの前やドキドキしたときに自分でやっているそうです(^^)
パート3は、色んな考え方をしてみよう。不安になりやすい考えに注目して、考え方の幅を広げたり、不安な思いを誰かに話してみたり。
不安な気持ちの時、他の不安になりにくい考え方もあると意識的に考えてみるくせをつけようというものです。
そして、最後のパート4では、パート1~3で学んだことを活かして不安だったことを乗り越えられた3人が、これまで不安が強いせいでできずにいた事、やってみたかった事を目標として書き出します。
そして、その目標を達成するためのスモールステップを設定し、一段一段目標に近づいていくのです。
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この本を通して、息子も「自分の不安な気持ち」と上手に向き合い、「やってみたいな…」と思った色んなことにチャレンジできるようになるといいなと思います。
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同じシリーズで
「子ども認知行動療法 怒り・イライラを自分でコントロールする!」
もあります。
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