失礼ながらもちょっとあやしいタイトルの本ですよね・・・「１日３分」に「99％」・・・(笑)
息子が不登校になってネットで色々検索していると、不登校ビジネスっぽいものもチラホラ見られて、そういったものにはひっかからないぞと、警戒していました。
そんな中、Amazonで不登校関連の本を探していて見つけたこのタイトル
「不登校は1日3分の働きかけで99％解決する」。
「ぜったい怪しい」と思ったものの、高得点のレビューが異常に多く、気になってレビューを読んでみました。
そして、多くのレビューにある
「子どもの良いところを見つけてどんどん誉める」
「心のコップの自信の水不足」
などの言葉にハッとしました。
ちょうどその頃は、不登校になって１ヶ月経った頃で、放課後にしか学校に行けない毎日。
私は先の見えない不登校の状況に疲れ、
「本当は行けるのに行きたくないだけじゃないか」
「なんでみんな行けてるのに行けないの…」
と息子の事をついそう思ってしまうことがありました。
息子にもそれは伝わってしまっていて、どん底だったのです。
「最近、ぜんぜん息子の事をほめていない・・・」
「息子の良いところをぜんぜん見ていない・・・」
そう気づき、本をもっと読んでみたいと思い、購入しました。
＊
本が届き、読んでみると、シンプルでとてもわかりやすく、不登校の子どもの心の状態をイメージしやすい内容。
そして、さっそく書いてある内容を実践してみました。
ちょうど週末だったので、土日で、本に書いてあるやり方でほめまくった！(笑)
すると３日目の朝、いつもは不安定になる月曜日なのに、息子のイライラが減り顔に気力が戻った感じが！久しぶりに息子のいい顔を見た気がしました。
お昼ごろには、「学校、給食だけ行くのでもいいの？」と息子から聞いてきたときにはビックリ。
そして翌日、息子は不登校になってから一か月以上ぶりにみんながいる時間に学校へ行き、別室で私と給食を食べることができました！私はすごく嬉しくて、「あやしいなんて思ってすいませんでしたー！」と本に心の中で謝りました(^^;
その後も、この本にあるほめること(コンプリメント)を続けると、不安定だった息子は落ち着き、自信を取り戻り、少しずつ学校へ行けるようになりました。
この本は不登校になってどうしたらいいのかとどん底になっていた時に前を向かしてくれた本だと思っています。
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ちなみに、私はこの本に書かれている内容はほぼ実践しましたが、電子制御は完全にはおこなっていません。(不登校になってすぐ、８～15時までテレビ・ユーチューブ・ゲームはしないと息子と決めていて、それを守っていたので。15時以降はやっていました。)
また、著者の方の有料のトレーニングは受けていません。トレーニングなどにご興味のある方はご自分の判断でお願いします。
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