小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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【不登校のきろく6 いちばん後悔しているGW明け Part1】のつづきです。
つづきを書くのにずいぶん時間がかかってしまいました…!
色々この頃のことを思い出しながら書いているのですが、その時の自分がなぜそんな風に思ったのか、なぜそうしてしまったのか、自分でもうまく言葉にできない部分が多くて。
ほかのページに書いてある事などとつじつまが合っていないと思われるんじゃないかとか、なぜこんな行動をしてしまったのかどう書いたら伝わるんだろう…とすぐ手が止まってしまいました。
でも、その時のことをなるべく素直に書いたつもりですので、暖かい目で読んでいただけるとうれしいです。
*
玄関で大騒ぎし、息子の悲壮な表情にハッとなった私。無理に連れて行くことをあきらめ、家に入りました。
ふたりとも心身ともにぐったりでしたが、私は息子になぜ学校に行きたくないのか問い詰めました。
すると、
「前の席の子(Aくん)に、知らない間に自分のきんちゃく袋を床に落とされていたことが嫌だった。おはしをかくされた事もある。」
と息子が泣きながら話しました。でも、先生には言いたくないと。
そして
「学校に行きたいけど行けない。」
とも言いました。
私も泣きながら
「話してくれてありがとう。それは嫌だったね。」
「先生に言いたくないかもしれないけれど、言わないと、ずっと学校に行けないままだし、Aくんもそういう事をしてはいけないって分からないよ。」
と息子に話しました。
私は、今度は、「この行きたくない理由さえ解決すれば行けるようになる…!」「何としてでも息子を学校に連れて行って、先生とAくんと話し合ってもらわないと!」という思いにかられていました。
「学校に行きたい気持ちがあるならがんばろう。学校の前までだけ行ってみよう。」
と息子に言い、念のためと言ってランドセルを持って、「学校の前までだけなら…」という息子と学校に行きました。
そして、学校の前に着くと、私は「先生と話そう!」と強引に学校に入りました。
息子は学校の前ということもあって、朝のように大騒ぎする事はありせんでしたが、すごく嫌がりながらもついてきました。
教室の前まで行くと、担任の先生が廊下に出てきてくれ、私は先生にAくんの事を話しました。
されて嫌だったこと、そのことで学校に行きたくないと言っていること、先生に言いたくないと言っていたこと・・・
先生が息子と話し、そしてAくんを廊下に呼び先生がAくんに話して、Aくんは泣いて息子にあやまってくれました。私は少し離れてその様子を見ていましたが、息子も「いいよ。」と言ったようで話し合いは終わりました。
*
次は外でチューリップの球根を植える授業だから一緒にやらないかと先生に誘われ、お母さんは廊下にいるからと言うと、息子は授業に参加しました。
私は離れたところから球根を植えている様子を見ていたのですが、息子の表情はまだ沈んだままで、嫌々やっているという感じでした。
私は、息子に「もう帰りたい」と言われるのが怖くて、息子とクラスの子たちが教室に帰ってくる時は息子が通るところからは遠いところにいました。
私がいたら途中で帰りたいと言い出すんじゃないか、私が帰った方が気持ちが切り替わっていいんじゃないか・・・そんな思いでいっぱいでした。
息子は先生には自ら「帰りたい」という事は緊張してできない、わざわざみんなの輪から離れて私のところまで「帰りたい」と言いに来ることはできないと、私はわかっていました。だから、わざと息子には近づかずに離れていました…
そして、先生に教室にいる息子にまだいられるか聞いてもらうと、給食までいられるとの事だったので、私は帰ってしまおうと思い、先生に「無理そうなら連絡ください」と言い、帰ることにしました。
先生に
「息子さんに帰ると言わなくて大丈夫ですか?」
と聞かれたのですが、
「私と会うと帰りたがっちゃうといけないので。」
と断って、息子が教室にいる間に帰りました。
下校時間、通学路の途中まで息子を迎えに行くと、息子は友だちと楽しそうに帰ってきました。
ホッとしたものの、友だちと別れてふたりになると、息子は少し怒った表情で
「なんで勝手に帰ったの?」
と聞いてきました。
私は
「途中までちゃんと学校の見えないところにいたけど、給食までいるって聞いたから、無理だったら連絡してくださいって先生に言って帰ったんだよ。」
と言うと、息子は黙っていました。
私は、Aくんのことも解決したし、今日最後まで学校にいられたし、これで行けるようになるんじゃないかと思っていました。
でも、この次の日から息子は完全に学校に行けなくなりました…
*
タイトルにある通り、私はこのGW明け2日目の事をいちばん後悔しています。
後になってから、なんどもなんどもこの日の事を考えました。
長くなったので、この日のことに対する私のきもちは、次回の【不登校のきろく】で書きたいと思います。
【不登校のきろく】続きはこちら↓
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