【小1不登校のきろく6 】いちばん後悔しているGW明け Part1(5月2週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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GW明けの日、朝起きる時からグズグズで、なかなか起きてこられません。
やっと起きてきたものの、この日も「行きたくない・・・」と言い出しました。
その日はどうしてもその日に提出しないといけないものがある日だったので、
「今日これ出さないといけないから、これだけ出しに一緒に行こう」
と全く乗り気ではない息子を朝の会に間に合うように連れて行きました。

学校について提出物を出し、ちょうど朝自習の時間だったので「出てみれば?」と言うと渋々教室に入った息子。教室に入れば気分が変わるかと思って進めたのですが、廊下からそっと覗いてみると息子はとても沈んだ顔で自由帳を開いたままジッとうつむいていました・・・

朝自習が終わると帰りたがったので帰宅。その日は疲れたのか3時間昼寝していました。

そして、GW明け2日目。
やっぱり朝起きる時からグズグズでなかなかベッドから出てこられません。やっと起きてくると、やっぱり「行きたくない」と。

この日、私はなぜか急に不安になりました。なぜその日にそうなったかはわかりません。

「なんか、どんどんひどくなってない?このままどんどん行けなくなるんじゃ・・・?」

「○○くんのママはちょっと前に息子が泣いて行きたくないと言った時、無理やりひっぱって連れて行ったって言ってたな・・・」

「私も幼稚園の時に息子が行きたくないと言った時は無理に連れて行って行けるようなったこともあった【不登校のきろく2 生まれてから小学校入学まで】)のに、小学生だからって『行きたくない』と言ったら『じゃあ休んでいい』って最初に休ませちゃったから、行きたがらなくなったのかな。私のやり方のせいで、息子がどんどん行けなくなっちゃったんじゃ・・・」

「やっぱり息子のために無理に連れて行った方がいいのかな・・・」

「どうしよう・・・どうしよう・・・」

そんな考えでいっぱいになりました。
夫がいれば良かったのですが、もう出勤していて、私と息子のふたりでした。

そして、今日も行きたがっていないことを担任の先生に伝えるため電話した時に、私は初めてたずねました。
「ちょっと無理にでも連れて行った方がいいんでしょうか?」
担任の先生は
「うーん、そうですね…これから運動会の練習も始まりますし、休んでしまって練習に遅れるとどんどん来にくくなってしまうかもしれません。」
と答えました。

私はその答えを聞いて、余計に焦ります。
「このままじゃ、私のせいでどんどん息子が学校に行けなくなってしまう!」

息子をもう一度説得しましたが、かたくなに拒否。
私は初めて、息子のランドセルを自分で手に取り、
「行くよ!靴はいて!」
と無理に連れて行こうとしました。
息子は私の行動に阿鼻叫喚で絶対に靴を履こうとはしません。
私はランドセルを持ったまま、玄関を出て行きました。
それでも息子は玄関で「だめー!だめー!」と、わーわー言いながら絶対に出てこようとはしません。
玄関を開けたままだったので、私たちの声はご近所にも聞こえていたに違いありません。
出てこないので玄関の中に戻って手を引いて連れ出そうとすると、息子はもうパニック状態でした。
その時の顔は今までに見たことのない悲壮な表情で、私の胸にも突き刺さるものがあり、私も泣いていました。
私は、「こんな顔をさせてはいけない」と思い、あきらめて家に入りました。

本当はこの時点で無理に連れて行くことを本当の意味であきらめていたらどんなに良かったことか。せっかく息子の表情にハッとなったのに・・・
こんなことの後、私はまだ「なんとか息子を学校に連れて行かなきゃ」という思いに駆られていました。
長くなったので、つづきます・・・


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