小1の5月から不登校になった息子。放課後登校・付き添い別室登校を経て9ヶ月でひとりで登校できるように。今も毎日楽しく登校しています♪
このブログFootは不登校中の「こんなことあったよ」「こんなこと悩んだよ」「こんな工夫したよ」、そして「こんなふうに学校に行けるようになったよ」をつづっています
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なかなか大変な事、辛い事も多かった不登校生活。
そんな中でも、周りの人の優しさや、かけてもらった言葉に、ジーンと涙が出そうになったり、ほっと心の温まることだって、たくさんた~くさんありました!
そんな、【不登校中の深イイ話】をシリーズで、ちょっとずつお話ししています。
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今回は
「スイミングスクールのコーチ」
のおはなし。
息子が幼稚園の年中の時に
「友達が通っているから行きたい」
と始めたスイミング。
基礎クラスからスタートして、途中、半年ほど休会していた時期を挟み(その時のことはこちら)、小学校に上がる頃はクロールの練習くらいまで進んでいました。
そんな時、小学校を不登校になり、その頃から再びスイミングスクールに通えなくなっていた息子。
しばらく休会などはせずに様子を見ていましたがやっぱり通えないでいるので、私も気持ち的に負担になると思い、一度退会する事に。
その時のレベルを担当してもらっていたコーチに電話で事情を説明して、退会手続きを済ませました。
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すると、数日後に基礎クラスの時に担当してもらっていたコーチから電話が。
いつも元気と笑顔いっぱいのすてきなコーチです。
もう息子を受け持ってもらってから1年以上たっていたので、「なんだろう!?」と初めはビックリ。
コーチは、
「○○くんが、学校をお休みしてるって聞いて。
実はうちの子どもも1年生の時に行けなくなった時があったんです...」
と話しはじめました!
コーチは、自分のお子さんも学校に行けなかったことがあったので、私と息子を心配して電話をかけてくれたのです。
(退会した時の担当コーチは若いコーチで、電話をくれたコーチは上司にあたるので、退会理由などの報告があったのだと思います)
私は息子が不登校になって以来、初めてお子さんが不登校になった経験のある人と話しました。
しかも同じ小学1年生の時に!
私は嬉しい気持ちでいっぱいでした。
コーチは、
『お子さんは行けなくなったけど、しばらく本人のペースに付き添っていると再び行けるようになったこと』
『そのコーチの親戚のお子さんもそういう時期があったこと』
などを話してくれました。
そして、
「○○くんは、お外にはお出かけしたりはできてますか?」
とも聞いてくれて、
「はい、外は出かけられています」
と答えると、
「それなら、良かった!」
と言ってくれました。
私は
『学校に行けないこと』
にフォーカスしすぎていたと気づき、
「そっか、外に出かけられているだけでいいんだ~」
とふっと肩の力が抜けました。
私からも、
『付き添って行っていたのか』
や
『どれくらいで行けるようになったのか』
など、あれこれ質問させてもらいました。
急に経験者の人と話せてなんだか興奮しちゃって、何を聞けばいいのかちょっとパニック気味なくらい(笑)
コーチは最後に、
「またいつでも顔出してくださいね!」
と言ってくださりました。
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息子が学校に行けなくなって、小1で不登校になったのは世の中でウチだけなような気持で過ごしていたこの1ヶ月。
身近にも同じ経験した人がいるんだ、自分だけじゃないんだ、というホッとする気持ち。
そして、コーチがわざわざ電話をかけてきてくれて、そのことを伝えてくれた温かさが本当に本当に嬉しくて。
心がほわわ~と高揚感でいっぱいでした。
忙しいレッスンの合間に、自分の今の担当ではない生徒に電話をかけてきてくれたコーチには、今でもとても感謝しています。
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そして、約1年半後の小2の12月。
スイミングスクールで毎年行われるクリスマス会(外部の子も参加OK)に息子も参加しました!
コーチたちがたくさん楽しい企画を準備してくれて、とても楽しく過ごせました。
そして、久しぶりに電話をくれたコーチとも再会。
学校に行けるようになった事は、一緒にスイミングを習っていたママ友から伝えてもらっていましたが、直接会って2年生の今も楽しく学校に通えていることを報告。
コーチはとても喜んでくれました(*^^*)
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