【小1不登校のきろく30】みんなとハイタッチで終業式(7月3週目)

小１の５月から不登校になり、９ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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１学期最後の週になりました。
夏休み目前、この年の夏は本当に暑い夏でした。

色んな事が良い方向に進み始めていたここ数週間でしたが、この週、私はちょっと落ち込み気味でした。

心の中にずーっとあった、
「１学期中に１時間でも教室で過ごせたら」
という思い。
ちょっとでも達成感と安心感を感じて、夏休みを少しでも気持ちを軽く過ごしたいという、親の勝手な気持ちなのはわかっていましたが、どうしてもその思いが消せませんでした。

もちろん、相反する
「本人のペースで」
「今の小学校が合ってなければ他の合う場所を探せばいい」
という思いもありました。

でも、とにかくこの、先がどうなるのかわからない、しんどい状況からなるべく早く抜け出したい。

そうするには今の学校にすぐ行けるようになるのが正直、一番手っ取り早い解決方法なのであって、急に息子にスイッチが入って、
「おれ、明日からみんなと同じように学校行く！」
と言ってくれないかな・・・と、何度夢見たことか。

とにかく、その
「１学期中に１時間でも教室で過ごしてほしい」
という思いが叶えられないまま、１学期が終わりそうという事に、私は落ち込んでいたのです。

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そんな、１学期最後の１週間。
３ステップワークシート・ワークシート１（がんばったことシート）は３週目になりました。

月曜日は祝日でお休み。

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翌日の３連休明けの火曜日、給食は行けず放課後登校のみ行きました。
前の週、火～金まで給食に行けたので、
「残りの給食、全部行く！」
と言っていましたが、休み明けはやっぱりどうしてもスロースタートになってしまいます。

ちなみに、この日は午前中にお昼寝したのですが、起きると
「朝から学校に行く夢を見た！」
と言っていました。
やっぱり息子の中にはずっと”朝から学校に行きたい、行かなきゃ”という思いがあるんだなと思いました。

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そして、水曜日。
１学期最後の給食は無事に行くことができました！（たしか、いつもとちょっと違うお楽しみメニュー。行けて良かった^^）
１学期最後の『別室給食→別室５時間目勉強→放課後先生と勉強』のコースでした。

放課後の先生との勉強は、その日に授業でやった絵日記の書き方を教えてもらい、先生と一緒に実際に１枚書きました。

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木曜日は、短縮授業で給食はないので放課後登校のみ。
先生から息子に、夏休みの宿題の説明をしてもらいました。

１学期はとにかくそれどころじゃないと、日々の学校の宿題も特にやるように言わなかったのですが、夏休みの宿題はできるんじゃないかな、やるように促してみようかなと思っていたのです。

理由は、
・本人もだいぶ安定して落ち着いて勉強できるようになったこと
・事前に夏休みの宿題の内容はプリントで知っていて、これなら息子もできそうだなと思える内容と量だったこと
・夏休みの宿題を全部やる事で、２学期を自信をもってスタートできれば、という気持ち

本人がやろう！やらなきゃ！と思うためには、私から夏休みの宿題を言うのではなく、先生から宿題の内容伝えてもらうことで、わかりやすく説明してもらい、そして、ちょっとだけ緊張感も持つのがいいかなと思い、週の初めごろに先生にコッソリお願いしていたのです。
作戦は上手くいったようで、息子は帰り道、
「夏休みの宿題、ワークブックとか絵とかあるんだって～」
と私に言っていました。（息子の夏休みの宿題の様子はまた書きますね^^）

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そして、終業式の金曜日は、３時間目の途中に別室に登校。

やっぱり最後まで息子は教室に入る事ができませんでした。
私は『入学したころには想像もしなかった１学期が終わる事』、そして、冒頭に書いた『教室に入る事ができなかった事』に、意気消沈。グッタリでした。

みんなが帰るのを別室で待っていたのですが、この日はこの後、別室を利用する予定があるようで、別室を少し早く追い出されてしまいました。

別室の前の廊下で、クラスのみんなが帰るのを待つことに。

すると、ちょうど『さようなら』をした息子のクラスの子たちが教室から出てきて別室の前を通って帰るタイミングでした。(別室と息子のクラスの教室は同じフロア)
クラスの子たちを靴箱まで先導する先生に続き、思いがけずクラス全員が息子の前を通ることに.・・・！

不登校になって以来、こんなにクラスのみんなと一斉に会っていなかったので、「あ、これは大丈夫かな？」と内心ちょっと心配した私…

ところが、列の前の方の子が
「あ、○○くんだ～」
と息子に気付き、自然と息子と
「バイバ～イ！」
とハイタッチ！！
みんながそれに続き、なんと、息子はクラス全員とハイタッチしたのです(T_T)

みんなはニコニコ嬉しそうにタッチしてくれました。

息子も全く負担にはならなかったらしく、
「みんなとタッチした！」
と嬉しそう(^^)

私もほっとしたのと同時に、
「クラスには入れなかったけど、最高の終わり方できた！！息子にとって、素敵な終業式になった～！」
と本当に嬉しい気持ちでいっぱいで夏休みを迎えられたのでした(*^^*)

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