小1の5月から不登校になった息子。放課後登校・付き添い別室登校を経て9ヶ月でひとりで登校できるように。今も毎日楽しく登校しています♪
このブログFootは不登校中の「こんなことあったよ」「こんなこと悩んだよ」「こんな工夫したよ」、そして「こんなふうに学校に行けるようになったよ」をつづっています
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なかなか大変な事、辛い事も多かった不登校生活。
そんな中でも、周りの人の優しさや、かけてもらった言葉に、ジーンと涙が出そうになったり、ほっと心の温まることだって、たくさんた~くさんありました!
そんな、【不登校中の深イイ話】をシリーズで、ちょっとずつお話ししています(*^^*)
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今回はTくん親子のお話。
幼稚園で同じクラスだったTくん。
Tくんは活発で素直でいつも「いい子だな~」と思っていた子です。
そして、そのママもまた素敵。
サバサバしていてママグループとは群れない、でも話すと優しいしおもしろいし気配りのできる人で、とても付き合いやすいママです。
そんなTくんとは同じ小学校で1年生でも同じクラスになりました。
6月ごろに共通のお友だちを通して一緒に遊ぶ機会があり、息子が5月から不登校になっていたことをその時初めて知ったTくんのママは、
「そうだったの。知らなくて何もできてなくてごめんね。なんかできる事とかあったらいつでも言ってね~」
と優しい言葉をかけてくれました。
そして、息子がちょっとずつクラスに行けるようになってきた2学期。
たまにクラスに行くと、「○○くんだ~」と言ってクラスの子たちが息子の所にたくさん集まって来るのですが、Tくんは来てくれずちょっとそっけない感じ。
私は『息子が行けない間に小学校の新しい友だちができたんだな・・・』とTくんと息子との心の距離ができてしまったことを仕方ないことと思いつつ、ちょっと寂しく思っていました。
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そんな中、10月の終わりごろにTくんのママからLINEが。
『明日、なかよし会の練習があって、○○くんも一緒にやれるといいなって息子が言ってて。
プレッシャーになったら申し訳ないなぁと思ったけど、子どもの気持ちだからお伝えさせてもらっちゃいました。』
なかよし会と言うのは、来年新1年生になる幼稚園や保育園の子どもたちが学校に来て、今の1年生が遊んであげるという行事です。
悩んだ息子は最後5分だけがんばって練習に参加することに!
遅れて行くとTくんとクラスの子たちが喜んで迎えてくれました。
そして、翌日のなかよし会本番はなんと、最初から最後まで全部参加できたのです!
Tくんのママに、練習と本番も行けた事、誘ってもらったからこそ一歩踏み出せたことのお礼のLINEを送りました。
すると、
『緊張の中、息子の願いをかなえてくれてありがとう!
○○くんの頑張りにこちらがありがとうです!』
と、温かい返信が(T_T)
なかよし会の詳しい様子はコチラ↓
その後、息子が別室登校しながらも毎日クラスで数時間授業を受けられるようになった秋頃、「Tくんが今日遊びに行っていい?って」と息子から聞かれ二つ返事でOKしました!
それから、Tくんはちょくちょく放課後ウチに遊びに来てくれるようになりました。
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そして、3学期になり、息子はついにひとりで登校できるように。
Tくんが遊びに来てくれていた日、夕方Tくんを迎えに来たママにその事を報告すると同時に、なかよし会に誘ってくれたこと、放課後遊びに来てくれたことなどを本当に感謝してると伝えました。
すると、ママは息子が再登校できるようになった事をすごく喜んでくれ
「○○くんももちろん頑張ったけど、ママが頑張ったよ!
毎日付き添って本当にえらいと思っていたよ。お疲れ様!」
と私をねぎらってくれたのです。
そして、
「実は、○○くんが教室に来れるようになった頃、Tはあんまり騒いだり話しかけたら○○くんがよけいに来にくくなったらダメだと思って話しかけないようにしてたみたいで…」
…と!
そうなんです、2学期のはじめやっと教室に入れるようになった頃、息子に声をかけて来なかったTくんは、あえてそっとしておいてくれていたのです…!
(確かに、あの頃息子は「教室行ったらみんなが集まってくるから恥ずかしいな~ちょっといやだな~」と言っていました。息子には「何回か行ったらみんなも慣れて集まってこなくなると思うよ」と話していました。)
そして、その事をTくんから聞いていたママはきっと
『息子が○○くんを避けていると勘違いさせちゃってないかな?』
とずっと気にしてくれていたんだと思います。
小学校1年生にしてそこまで息子の気持ちを考えてくれるTくんと、それを気遣って私にフォローしてくれるママに私は涙が出そうでした。
親子で私と息子の気持ちを考えて何度も絶妙なサポートをしてくれたTくん親子。
本当に感謝しかありません。ありがとう!
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