【小1不登校のきろく12】担任の先生と面談(5月2週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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担任の先生とは、これまで電話や廊下で数分話すくらいでしっかりと話す時間をもっていなかったので、この日は放課後に時間をとってもらいました。

担任の先生は、先生になって数年目の先生でした。
雰囲気も性格もとても優しい先生で、どの子どもにも真摯に向き合ってくれていました。

息子はその頃はまだひとりで留守番できなかったので付いてきたのですが(小2の今はだいぶ留守番できるようになりました^^)、私は先生とふたりで話したかったのでやむを得ず廊下に教室のイスを出し、先生が教室の絵本を貸してくれて、息子を待たせました。
ちなみに、この頃、息子はお気に入りのぬいぐるみが手放せなくなり、その時は学校にも持っていきました。かなり不安定になっていたんだと思います。

まだ入学して1か月ほど、私はとにかくどんな事でも伝えて何か解決につながればと思い、キロクノートに先生に話すことをまとめて行って、キロクノートを見ながら、また、先生のおっしゃったことをノートにメモしながら先生と話しました。

息子の性格や、入学からこれまでのこと
先生にこれまでの幼稚園での様子や習い事を続けられなかったこと、そして、入学からこれまでの様子などを細かく話しました。
また、GW明けの朝、無理に連れていった事で余計に不安がるようになったことも伝えました。

理由が何なのか、理由がわからない
私はとにかく息子が学校に行けなくなった理由を見つけて、それを解決しなければと思っていました。先生に話せばこれまでの経験や学校での息子の様子などから理由がわかるのではとも思っていました。
Aくんのこと、勉強の事(算数は得意、ひらがなの練習が苦手)、性格のこと、など、少しでも理由になりそうなことは全て先生に伝えました。
何か思い当たる理由や、解決のヒントになりそうなことを言ってもらえるかと期待しましたが、先生も「どうして行きたくないんでしょうね…」と。

これからの対応方針
まず、私が一番伝えたかったのは
“もう無理には行かせない”
という事、そして
“数週間後にある運動会はもう出られなくても仕方ないと思っている”
という事でした。
GW明け、先生との電話がキッカケで、運動会の練習に遅れて余計に行けなくなってしまっては…と心配になって無理に行かせた経緯があったので、そこはまず伝えないとと思っていました。
“これからは本人のペースで見守ります”
という事を一番伝えたかったです。

そして、登校した後に息子が「帰りたい」と言った時はすぐに電話をもらうように頼みました。
前日のスクールカウンセラーさんとの面談で息子は「帰りたくなったら先生に言う。がんばらされたくない」と言っていたからです。
確かに、
息子が「帰りたい」と勇気を出して先生に言う→「もうちょっと頑張れないかな?」と言わる
→息子はノーと言いにくく我慢してもう少しいる事になる→学校で帰りたくなっても帰れないと思ってしまう→少し行ってみようかなと思っても、「途中で帰りたくなったらどうしよう」と心配になる→余計に学校に行きたくなくなる…
となってしまうな、と私も思ったので、そうならないように先生に伝えました。

それから、先生に、どんなスタイルの登校が学校としてOKか聞きました。

  • 保健室に登校
  • 朝あいさつしに来るだけ
  • 母親も教室に付き添う
  • 空いている教室で母親と勉強 など…

これは、最初に聞いておいてよかった事です。
先に選択肢を聞いておくことで、その日の子どもの様子で先生にいちいち確認することなく臨機応変に対応できます。
後に、状況が変わってきてこちらから新たな希望が出た時も、「こういう事はできますか?」となるべく確認するようにしていました。

朝、行きたくないと言っている時、学校への連絡方法も確認しました。
学校を休む場合、連絡帳を登校班の人に持って行ってもらうのですが、ぎりぎりまで行けるか分からない状況なので難しく、電話で伝えたいと言いました。
朝の状況では休むかどうかはまだわからないので、登校できなかったときは、電話に出た事務の人にとりあえず「遅れます」と連絡する事になりました。それで下校までに来なかったら、来られなかったと思ってくださいと。

行けなかった日の放課後登校したいことについても話しました。
前日、スクールカウンセラーさんとのカウンセリングの中で提案された、好きな事やその日やったことなどを書いたノートを見せに放課後に来たいとお願いすると、快く了承してくれました。
行けるかどうか、何時に行けるかわからないので、時間は決めず学校に行って、もし先生がご都合悪ければ帰ります、という事にしました。

1時間ほど先生と話したと思います。
そして、私が先生と話し終わった後、さっそく、息子と先生で10分ほど教室で色々な話をしました。息子は先生とは嫌がらず話していました。
息子が学校に行けなくなってからも先生とのかかわりを嫌がらなかったのは、本当に良かったと思います。


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