【小1不登校のきろく11】息子、朝から葛藤…(5月2週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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スクールカウンセラーさんとのカウンセリングの翌朝、息子は朝からソファーにうずくまっていました。
幼稚園から一緒のお友だちが、放課後おうちに誘ってくれていたのですが、その頃の私の方針として、途中からでも学校に行って最後までいたらお友だちと遊んでも良いことにしていました。
息子は「友だちと遊びたいから学校に行きたいけど、どうしても学校に行けない」と葛藤…
私はもう「行きなさい」とは言わないことにしたので、声をかけつつも見守っていたのですが、友だちと遊ぶのが大好きな息子、私もとても辛かったです…

学校に行けなかった場合、お友だちと放課後遊ぶことをどうするか?”は、その頃私が悩んでいたことのひとつでした。
友だちと楽しく遊んで少しでも学校に行きたいと思えるといいな、でも学校休んでも友達と遊べると思っちゃうと余計に行くと言わなくなるんじゃないか・・・息子のことだけで考えるとその2つで揺れていました。
そして、他のお友だちの事を考えると、まだ入学して1か月で、慣れない中がんばって学校行っているのに、
「なんで○○くんは学校休んでいるのに放課後遊んでいるんだろう?」
と思うんじゃないか、
そして、
「ぼくも休みたい、行きたくない」
と言って親を困らせてしまってはいけない。
そう思って、その頃は
「途中からでも学校に行って最後までいたらお友だちと遊んでも良い」
という事にしていました。

私は、この頃から、周りのママたちにどう思われているかが、すごく気になるようになっていました。
1年生で自分の子どもだけ行けなくなって、それまでの子育てが間違っていたんじゃ、と自信を失ってしまっていて、息子が不登校になったことを周りの人たちに色々言われているんじゃないか、そんな気持ちになっていました。
それまで周りに子どもさんが不登校になったママがいなかったこともあり、不登校になった時、親である私は”どう振る舞えば正解”なのかということにすごくとらわれていたように思います。
テレビや新聞などで不登校の子の話を聞いていた時は、
「学校に行きたくなければ行かなくてもいい、学校に行かなくても幸せかそうじゃないかに関係ない」
と思っていたのに、いざ自分の子どもがそうなると、こんなにもうろたえ、不安になってしまうとは…

息子は結局、この日も学校に行けませんでした。
朝、しばらく葛藤して心の整理がついたのか少しすると落ち着いてきました。私がもう学校に行かせようとしないから安心したのか、学校に行けなかったことを後ろめたく不安に感じていたからか、私にずっと色々と話しかけてきました。

ただ、情緒はとても不安定で、ちょっとしたことでひどく不機嫌になったり…
幼稚園のころのほとんど機嫌の悪くなる事のない、いつも安定した息子ではなくなっていってしまいました。
学校に普通に行っていた期間がほとんどなかったので、学校に行けなくなったことによるる不安定なのか、もしかしたら、もともと何かを強制される環境に合わない気質で(幼稚園はとても自由だった)学校という環境に入ってそれが顕著になったのか…どちらか分からず、私はとまどっていました。

そして、この日は、前日にスクールカウンセラーさんと話した内容を含めて、担任の先生と放課後に面談をすることになっていました。
その内容は次回の【不登校のきろく12】に書きたいと思います。

ここのところ、1日の事を何回にも分けて書いて、このままじゃ、再登校できるまでどれだけかかるんだ!?と思われてる方もいらっしゃるかもしれません…(^^;)
このあたりが特に一番濃い日々だったので、なるべく細かく書いています。
先の大まかな流れがお知りになりたい方は、3ステップワークシートを見ていただければ少しずつ学校に行けるようになった様子がわかっていただけるかと思います。

●【不登校から再登校まで 息子の3ステップワークシートまとめ 小1・1学期】
●【不登校から再登校まで 息子の3ステップワークシートまとめ 小1・2学期】
●【不登校から再登校まで 息子の3ステップワークシートまとめ 小1・3学期】


また、いつごろの事か分かりやすいように【不登校のきろく】のタイトルの最後に(〇月〇週目)と付けることにしてみました
試行錯誤しつつ、なるべくわかりやすいサイトにしていきたいと思っています。これからも、よろしくお願いします^^


【不登校のきろく】続きはこちら↓

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