【小1不登校のきろく10】スクールカウンセラーさんと初カウンセリング(5月2週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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前回の【不登校のきろく9 そして本格的な不登校はじまる】に書いた日はちょうど月に数回スクールカウンセラーが学校に来る日だったので、予約して息子とカウンセリングに行きました。
入学式の数日後にもらってきたスクールカウンセラー紹介のプリントを見た時には、まさか1か月後にお世話になるとは思ってもいませんでした…

カウンセラーさんは穏やかな感じの方でした。
まずは私が一方的にこれまでの経緯をバーッと話すと、メモを取りながら聞いてくれました。
経緯を話した後はノートに書いていったその時の私の悩んでいることを相談しました。(この時から私は秘密のキロクノートをつけ始めました。詳しくは【子どもが不登校になって始めた 秘密のキロクノート】

  • 行きたがらない息子にどういう風に対応したらいいか自分の中で方向性が定まらない(見守るor無理に行かせる)
  • 行きたがらない時に休ませる基準、ポイント
  • 休んでいる時の過ごし方
  • 休んだ日に友達と遊ぶのは良い?
  • どのように段階を踏んでいくか。保健室登校?時間少しずつ増やす?

カウンセラーさんは私からの質問に答えるという事はせず、私に逆に質問で返したり、息子に話しを聞いたりしました。

私は息子とカウンセラーさんの話を聞きながら息子の話したことをメモしました。

  • どのくらい辛いのかを手の幅で表したらどのくらい? 朝はどのくらい?昼は?(と、聞かれて息子が手で表現 どのくらい行きたくないか分かる良い方法だなと思った)
  • Aくんはちょっと許せる 学校に行きたくない理由では今はない
  • 学校に行けるかは朝じゃないとわからない。行けないときは言う。
  • 行きたい気持ちと行きたくない気持ち半々。幼稚園の時は行きたくない気持ちなかった
  • 学校で帰りたくなったら、先生に言う。がんばらされたくない
  • 休んだ時、少しなら勉強できる。テレビやゲームが昼間NGなのは理解できる
  • 友だちとは遊びたい
  • 自分の興味のあるものは勉強したい(計算や元素がすき)

話をする中でカウンセラーさんから、好きな事があるのは素晴らしい、好きな事について話したりするのはとても良い事。
好きな事をノートに書いたりして担任の先生と交換したりするといいかもしれませんとアドバイスがありました。
私はそれを聞いて、
「学校に行けなかった日は、放課後に学校に来て担任の先生と好きな事の話をするのはどう?」
と息子に言うと、息子も
「それならやる」
と賛同しました。

それから、もし息子が私には言いたくないようなことがあるかもしれないから聞いてもらいたいとカウンセラーさんにお願いし、私は部屋から出て少しカウンセラーさんとふたりで話してもらいましたが、特に何もなかったようです。

それ以外は特にアドバイスなどはありませんでした。
85%私、10%息子が話して、5%カウンセラーさんが話すというより質問をしてくるといった感じでした。
私は藁にもすがる気持ちで、カウンセリングを受けに行っていました。とにかく息子が行けない原因を解明してもらいたい、その原因を解決するには、今の状況から抜け出すにはどうしたらいいか教えてもらいたいと思っていました。

カウンセリングは、もっとアドバイスや不登校解決への方向性を一緒に決めたりしてくれるのかと思ったので、ほとんどそういった事を言わないカウンセラーさんに、正直、ちょっと物足りないような気持ちになりました。

でも、カウンセラーさんと話し、息子の気持ちを聞く中で
「自分は子どもを無理に行かせることはしたくない、しない」
という事はハッキリ認識しました。

その時の自分は必死でもっと具体的なアドバイスがほしくて物足りなさを感じたけれど、カウンセラーさんは自分の本当の気持ちを、話すことによって認識させてくれたんだと、今になって思います。

こうして一回目のカウンセリングは終わりました。


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