小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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3ステップワークシート・ワークシート1(がんばったことシート)2週目。
先週1週間ワークシートをやってみて、息子にはプレッシャーになっておらず、とても良い効果を感じたので、続けてやってみることにしました。
この週になって、息子が
「給食行ったりしたら”☆ひとつ”みたいにやりたい!」
と言い出しました。
私は、”学校行けたこと=がんばってる“とはしたくなかったので、”シール=記録”くらいでプレッシャーにならないようにと思っていました。
でも、息子が自分で考えてそうしたいと言ったことだったので、やってみることに。
☆ 放課後行けた
☆☆ 給食行けた
☆☆☆5時間目勉強できた
とふたりで決めました。
表に自分で☆のきまりを書き加えている息子はうれしそう(^^)
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この週は、週の初めの月曜日は給食には行かず放課後登校。
その後は、火・水・木・金と4回も給食の時間から放課後まで学校で過ごせました!
だいたい12時すぎに家を出て、給食の少し前に別室に登校。
別室で私と給食を食べ、そのまま5時間目も別室で勉強。
勉強は、昼休みに私がクラスに行って、担任の先生にその日にやったプリントもらったり、その日の授業の中から別室で私とやれそうなことを聞いてやりました。
そして、放課後にみんなが帰った後、息子が先生にそれを見てもらったり、その日にやった授業の一部を教えてもらうという感じ。
この流れがこの4日間でできてきました。
ただ、12時半ごろの登校から、給食・昼休み・掃除・5時間目・おわりの会・・・と、みんなが帰る15時まで、約2時間半別室で2人で過ごすのですが、これが意外と長い。
なんにもない教室で、先生からもらったひらがなプリントや算数プリントも10分ほどで終わってしまいます。
教室だったら、ひらがなプリントも、みんなでそのひらがなのつく言葉を発表し合ったりと時間が経つのでしょうが、親子だけだとあっという間に終わってしまう・・・
かといって、今できていることだけで十分がんばっている状況で、ドリルなどを持って行ってやらせる訳にもいかず、みんなが帰る時間までなんとなく時間をやりすごしていました。
別室でふたりだと息子は家モードを引きずってしまいウダウダ、私は他の先生が廊下を通った時にちゃんと勉強してなきゃと思ってしまい、息子を注意したりしてちょっと険悪ムードに。
図工のアサガオの絵を描くときも、横からついつい口出ししてしまったり(-_-;)
別室に行けたら行けたで新たな悩みも出てきました・・・
でも、こうして学校に行ける回数、いられる時間が増えてきたことは本当に嬉しかったです。
息子自身も、
「今日は全部行ったから☆6つだ!」
と学校に行けるようになってきている自分に自信を取り戻してきているようでした。
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学校以外でも、無気力感は日に日になくなり、自ら公園に行きたがったり、買い物に連れて行っても機嫌よくついて来られる、ちょうどこの頃学校でやっていた計算カードをタイムを計って何回もやる…などなど。
気力が戻ってきた感じ、安定してきた感じがありました。
その一方で、家では相変わらず赤ちゃん返りが多くみられました。
赤ちゃん返りと言っても、ごっこ遊びのような感じで設定があり、だいたい悪い奴(泥棒?)が入ってきて息子(赤ちゃんでパワーが1の設定)と私(パワー100)とでやっつけるいう流れ。
「ぼくはすっごく弱いから、強いお母さんが入ってきた悪い奴をやっつけて!」
と毎回頼ってくるのです。
きっと息子は傷ついた自分自身を癒しているのだろう、今きちんと向き合って息子の心を直さないとと、何回も何回もこのごっこ遊びに付き合いました。
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給食に行ける回数が増えた息子ですが、私の方でもちょっと良い事(?)がありました。
同じ小学校で不登校になっている子のママと知り合うことができたのです。
私は、それまで、この小学校で不登校になっているのは息子ひとりなんだと思っていました。(後から思えば、先生に聞いてみれば良かったのですが、その時は聞くこともせずに勝手にそう思い込んでいました)
でも、給食の時間から学校に行くようになって学校にいる時間が増えると、他にも同じような親子がいることに気付いたのです。
「あのママ、私と似たような状況で学校にいるんだ。」とわかり、思い切って私がナンパしました・・・!笑
こちらから声をかけて、ちょっと状況を話し、良かったらと連絡先を交換させてもらったのです。
そのママと、少し立ち話もできて、息子が不登校になって初めて、同じ学校で同じような状況の人と話すことができて、とってもホッとしました。
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こうして、少しずつ前進しているというのが行動となって形になっているのを実感し始めたところで、あと1週間で1学期が終わりです。
夏休みを目の前にして、
「せっかくいい感じなのに、夏休みなるなんて」
「1学期の間に少しの時間でも教室で過ごしてほしい」
と、私の中で焦りの気持ちも芽生えていました・・・
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