小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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【不登校のきろく25 別室給食2回目はカウンセラーさんと(6月4週目)】の時に、スクールカウンセラーさんに
「息子が何もしていない感じがして焦ってしまう・・・」
と相談して提案してもらった
『がんばったことや、やった事をノートに書く』
をこっそり一週間続けた私。
「確かに、こうしてやった事が目に見える記録になるのは達成感を感じられるなぁ!」
と気づきました。
そして、
「これを息子とシェアしてみよう!」
と思いつき、『がんばったことシート』を作ってみることに。
エクセルで簡単な表を作成しました。
息子には
「お母さん、○○ががんばってる事たくさんあるなって思うんだ。
いっぱい覚えておきたいし、これからがんばってる事あったらここに書くことにするね!
それと、放課後登校も毎日がんばっているし、最近給食も行けたり、そのまま学校で勉強できる日もあるから、行けたら記録するためにシール貼ることにしてみようと思うけど良いかな?」
と確認すると、息子も「うん、いいよ~!」と言ったので、まずは一週間やってみることに。
「一週間やってみて、息子の負担になるようならやめよう」最初はそう思っていました。
***
そして一週間やってみた結果、
「これ良いかも!」
と好感触(^^)
最初の一週間の『がんばったことシート』がこちら。

『がんばったこと』と言っても、
『本人が無理してがんばったこと』ではなく『本人もがんばってやったと意識していないくらいの日常のなにげなくやっていること』の中から私が「いいな」「うれしいな」と思った事
を見つけて、まずは言葉で伝え、それから、
「がんばったことシートに書いておくね!」
と言って書いていました。
例えばこの週は、
- 早起きして家族でごはん食べられた
- 公園でたくさん運動できた
- おみそしる作ってくれた
- お母さんに言われなくても学校に行く前自分でくつ下はけた(私がトイレに行っている間にコッソリ履いてたので、「あれっ!?もうちゃんとくつした履いてる!」と言うと嬉しそうだったw)
- 晩御飯、お母さんの食べたいものを優先してくれた(晩ご飯を何にしようか話してて、お互い食べたいもの言ったのに、「お母さんの食べたいものにしよう!」と言ってくれたので)
- 早起きしてちゃんと身支度できた
などなど・・・
息子は、シートが埋まるのが嬉しかったのか、週の途中からは私が褒める事があると
「これも、がんばったことシートに書いておいて~!!」
と自ら言うくらいでした(*^^*)
また、『がんばったこと』の下には、その日やった勉強も書くようにしました。
勉強した時間は短時間でも、こうしてシートに書くと、「これだけやったんだ!」と実感できて、なんだか達成感と充実感がありました。
1週間でシートは『がんばったこと』と『べんきょうしたこと』でいっぱいに♪
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そして、この週は火・木・金の3回、別室で私と給食を食べて、そのまま別室で5時間目に勉強、そして放課後先生とも勉強する事ができました!
(この週からクラスで仲の良いお友達が別室に給食を運んでくれるようになりました)
息子はそんな日は、
「今日は給食と5時間目も勉強したし、先生とも勉強したから、シール3つだ!」
と、こちらも励みになっているよう。
『がんばったことシート』はよく見える壁に貼っていたので、ちょくちょく眺めていた息子。
週末には壁に貼ってある『がんばったことシート』を見て、
「あ、オレ、今週3回給食行けたってこと?やったー!」
と、自分で気づいてい喜んでいました(*^^*)
息子は自分が学校に行けないことで自信を失っていたので、この『がんばったことシート』は自分で達成感を感じる事ができて自信につながっていると、すごく効果を感じました。
そして、この『がんばったことシート』(のちに3ステップワークシートと名付けました)はこの先、再登校できるようになる大きな足掛かりになるのでした。
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