【小1不登校のきろく27】「1年生の間に学校行けるようになりたいな」(6月5週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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学校の前を自転車で通った翌週、私も息子も少し風邪をひいてしまいました。

息子は風邪でしんどかったのか、20時半から8時ごろまで12時間近く寝たり、お昼寝をする日もありました。(この頃は、夜は時間を決めて寝かせて、朝は起きるまで寝かせていました。夫が起きる6時半に起きて一緒に朝ごはんを食べる日もありました。)

その一方で、自分から積極的に何かをできるようにもなってきました。
なんだか色々思いつくようで、
「車に水をかけてワイパーが動くのを近くで見たい(いつも車の後部座席からしか見てないので)
「色んな紙を水につけて溶かしてみたい」
「お米の一粒の重さを測りたい」

などなど・・・ミニ実験室さながら、色んな実験をやりました。

同じく風邪気味でしんどかった私が午前中お昼寝をしていると、最初テレビを見ていたのですが(私がお昼寝をしている間はテレビの録画は見ても良い事になっていました)、いつのまにか自ら学校のひらがなプリントをやったり、折り紙の切り絵を作ったりしていました。

そうそう、先週の図工も不登校相談室も行けなかった日、学校に放課後登校すると、その日に図工でやった切り絵を先生が息子に教えてくれたのです(*^^*) 工作はあまり好きじゃない息子なのですが、その切り絵を作るのはとっても気に入って、それからしばらくブームで家に折り紙のちっちゃな切りくずがあちこち落ちていました(笑)

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自ら積極的に動けるようになった一方で、息子はよく赤ちゃん返りをするようになりました。
それまでは、不登校相談室やスクールカウンセラーさんと話すときなど緊張した時に赤ちゃんぽく振舞うことはあったのですが、それとは違って、私に赤ちゃんのように甘えてくることがとても増えたのです。

【不登校のきろく21 2冊の本が再登校へ向かう大きなきっかけに(6月1週目)】で紹介した「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」に『褒める事をはじめてしばらくすると赤ちゃん返りをする』とあったので、その通りだとビックリしました。

思えば、不登校になってから息子は私に『甘える』ということをしなくなっていたように思います。
私が息子をしっかり認める声かけを続けることで息子は安心して、固くなっていた心を開放し出したのだと感じました。
そして、私の事を信じられなくなったトラウマを克服する『学校の前を通るだけ』をやったことで、息子は再び私を信じようと思ってくれたのかもしれません。
再び親子の信頼関係を築けるように、私は息子をいっぱい抱っこしたりヨシヨシしたり、たくさんたくさん甘えさせました。

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そして、この週は火曜日に私と別室での給食に行って、初めてそのまま別室で5時間目も過ごすことができました!

火曜日に給食に行けて嬉しかったのか、その日は「明日も給食行く!」と言っていましたが、朝になったら「やっぱり行かない…」と。息子にどうしたいか聞いて、また一緒に”自転車で学校の前を通るだけ”をやりました。

その後、金曜日も給食に行こうか迷っていましたが、結局行きませんでした。
私は
「給食に行きたい・行こうかなと思っただけでもじゅうぶんえらかったと思うよ!!」
と伝えました。
そして、その後たわいもない話をしていると、
「おれ、ちゃんと学校に行きたいと思ってるよ。」
「1年生の間に学校行けるようになりたいな。」

と、息子が言ったのです!

不登校になった5月の「学校に行きたいのに行けないんだよぉ・・・」と泣いていたあの頃とは違う、力強さを感じる言葉に、私はとてもパワーをもらった気がしました(*^^*)



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