小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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息子が完全に不登校になって数週間たったこの頃、スクールカウンセラーさんや市の不登校相談室に行っても、なぜ不登校になっているのか、この先具体的にどうしていけばいいのか、全く見えてこない状況に、私はかなりまいっていました。
この頃の状態を例えると、
”今はどこでどういう状態なのか、どちらにどうやって向かったらいいのか全然わからない道で、
運転の仕方もわからない、なんとか動かそうとしても全然動かない車に、息子と私で乗っていたような状態”
そんな、とにかくどうしていいか分からず色々と調べていたこの時期、ネットで不登校のブログやAmazonを色々と検索し、気になった不登校関連の本を何冊か買いました。
結果的に、私はこの2冊の本のおかげで、それまでの最悪の状況から抜け出せたように思います。
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まず、
”今はどこでどういう状態なのか、どちらにどうやって向かったらいいのか全然わからない道にいる状態”
から脱する事ができたのは、
「不登校の子どもに何が必要か」
という本。

もう、ひと言でいうなら、不登校のガイドブック!
不登校のデータや現状を客観的に分析して、
“不登校はこういったタイプがあります。
全体的には、このように5期の時期を経て、不登校から再登校できるようになります。
それぞれの時期にはこういった関り方をしましょう。”
そして、不登校の原因、現在の状態、関わり方などにそれぞれチェックリストがあり、
”あなたのお子さんはこういうタイプで、こういう原因で不登校になっているのでしょう。
今は、この様な状態の時でこんな風に関わるといいですよ。”
ということが書いてあります。
まさにこの本の内容を、私が相談に行ったスクールカウンセラーさんや市の不登校相談室でまず説明してもらいたかった!と心の底から思いました。
詳しくは「おすすめの本」のカテゴリーで紹介しているのでそちらもご覧ください↓
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そして、
”運転の仕方もわからない、なんとか動かそうとしても全然動かない車に息子と私で乗っていた状態”
という事に関しては、もう一冊の
「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」
という本がとても参考になりました。


こちらは、不登校の心の状態にフォーカスし、心を元気にして再登校する方法を教えてくれる本。
不登校になった子どもたちの心の状態がとてもわかりやすく書かれています。
”子どもを認める声掛けを毎日たくさんして、子どもの心のエネルギーのコップを自信の水でいっぱいにしてあげましょう、コップに自信の水がいっぱいになれば子どもはエネルギーを溜め、学校に自ら行けるようになりますよ!”
とあり、その方法もとても具体的でわかりやすいのです。
息子はまさに、この本に書かれている”コップに自信の水がない状態”だ!と思ったので、私は、さっそくこの本に書いてあることを実行して息子の頑張っているところや良いところをたくさんほめました。
すると、数日で、不安定だった息子の表情が明るくなり、ついには
「給食だけ行こうかな!?」
と言い出したのです!
詳しくは「おすすめの本」のカテゴリーで紹介しているのでそちらもご覧ください↓
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こうして、2冊の本で、私は、
『あぁ、今はこういう状態でここの辺りにいて、この方向に向かっていけばいいんだな。
(なるほど、息子の不登校はきっとこのタイプなんだな。
不登校はこういう経過をたどって再登校できるようになることが多いんだ。
息子の状態からして今この辺りかな。この頃にはこういう対応をすればいいんだ。)』
『この車はこんな車なんだ。今ガソリン空っぽなんだな。なるほど、こうやってガソリン入れるのか~よし、車にちょっとガソリン入れてみよう!あっ、動き出した!!
(なるほど、不登校の心の状態はこんな風なんだ。息子の心は今、エネルギーがからっぽなんだな。
そうか、たくさんほめて認めて、心のエネルギーを溜めてやることが必要なんだ。さっそく頑張ってるところや良いところをたくさんほめてみよう!
あ、なんだか安定してきたし、学校に少し行けるかも!?)』
と、やっと進む道が見えて、進む方法がわかってきたのでした。
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