【小1不登校のきろく20】市の不登校相談室2回目(5月5週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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2回目の不登校相談室での相談は、1回目の相談からちょうど1週間後に予約していました。
1週間の間に、特に進展は見られず、変わらず学校には放課後だけ行っていました。

何かが一歩でも進むのでは!?と期待していた1回目の相談では、具体的なアドバイスも受けられず、すぐにWISCテストを受けられるようになるわけでもなく、適応指導教室に通えるようになるわけでもなく…と、私にとっては全く期待外れな感じでした。

1回目の様子はこちら↓

なので、私はもう一度あれこれ言いたい事や聞きたい事をまとめて行き、今回も最初は息子抜きで話したいとお願いしました。

前回、広めな待ち合いスペースがあることがわかったので、そこで息子を待たせるつもりだったのですが(事前に息子に話し、そこで待てるという事でゲームを持って行きました)、先生が別の空いている先生にお願いしてくれて遊具などがある部屋で遊んで待たせてもらえました。

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まずは、「前回、息子の様子を見てどう思ったか」を聞きました。
前回、息子は私が今まで見たことないくらい幼く振舞っていて、それを担当の先生がいつもの息子の様子だと思っていないか気になりました。いつもの様子とは違った事を伝え、また、赤ちゃん返りが最近多くて気になるという事も伝えました。

先生は息子がわざとそう振る舞っていると気付いてなかったようでした。
赤ちゃん返りや幼く振舞うのは、一般的には、今の状況を回避したいや、成長してから本当はこうしたかった(甘えたかった)と自分を出す、またここまで出していいという安心感を確かめている、などの意味があるという事でした。

(学校に行けるようになり、精神的にも落ち着いた今考えると、学校の事を色々聞かれたり言われたりするその状況や不安から逃げ出したい、ごまかしたいという気持ちから来ていたと思います。)

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また、私は「これからどうしていくか考える為にも、早く学校に行けない原因をハッキリさせたい。そのためにも早くWISCテストを受けたい。」ともう一度状況を説明してお願いしました。
私はとにかく突破口になるかもしれないWISCテストを受けたいのに、全然受けられないことにヤキモキしていました。

担当の先生からは、やはり「これから見ていき、必要そうであれば考えます。」という事でした。

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それから、「この不登校相談室は、どこを目指して支援していただけるところなのか」という事も聞きました。

この頃、私は夫と話して、息子が今の学校にどうしても合わなければ他の学校か、学校という場にこだわらず、フリースクールやホームスクーリングなどに通う事も考えていました。

詳しくはこちら↓


なので、この、市の教育委員会が設置している不登校相談室の方針が、なにがなんでも学校に戻るということを目標としているのであれば、ここに通い続けるのは少し違うかな、と思ったので確認しておきたかったのです。

回答としては、「文科省が“不登校の子を必ずしも学校へ戻すことがゴールではない”という指針を示していることもあって、必ず学校に戻そうとしているわけではない。
学校以外でも社会に出て行く力を身につける場所であれば良い。ただ、学校にはやっぱり通えた方が良いのかなとは思います。」

という事でした。

それを聞いて、やや学校押しではあるものの、文科省の指針も把握していて、無理に学校に戻そうとする訳ではないと確認できました。

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その後、息子を呼びに行って、相談室からプレイルームの様な部屋に移動して、30分ほど先生と息子が遊びました。(トランポリン、ダーツ、ボールなどがありました)
しばらく遊んだ後、先生から
「身体の軸や使い方には問題ないと思います。」
と言われました。

詳しい説明はなかったので、始めは「なんで今日は遊びなのかな?」と思ったのですが、息子と遊んでいたのは、遊びながら息子の体の使い方などを見て、発達に問題がないか等を見ていたようです。

そして、「これから次回まで毎日、ノートに日付・曜日・寝た時間・起きた時間を書いて次回持ってきてね」と息子に言われ、2回目の相談は終わりました。

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今回はほとんど遊びだったこともあって、息子は前回よりも赤ちゃんぽさは少な目でした。

ただ、相変わらず幼く振舞う息子の姿に、先生には実際のいつもの息子の様子が全く伝わらなかったせいか、
「先生は、”息子が本当は学校に行けるのに、我がままで行きたくないと言っている”と思っているのでは!?
と感じる事が時々ありました。
相談に何度か行く中で、息子は先生から「本当は行けるんじゃないの?」というような感じの事を言われることもありました。

私は「不登校相談室なのにそんなこというなんて、不登校の子どものこと全然わかってないんじゃ・・・」という気持ちが湧きました。
もう通うのもやめるという選択も考えましたが、ここに相談すると決めたからもうしばらく様子を見ながら続けようと思い、その後も通い続けることにしました。

ただ、この頃は、「何も解決に近づいていないし、いったい何のためにここに通っているんだろう」と思っていました。

この頃の私の感覚で言うと、担当の先生やスクールカウンセラーさんだけが地図を持っていて、今から行こうとしている道順を知っていて、私たちにはそれを聞いても教えてくれていない感じ。
どこに向かっているのか、また、どこに向かって行ったらいいのか自分では全然わからない感じでした。

ただただ、何かにつながるかもという気持ち、それから、ちゃんと色んな所に相談して解決しようとしているという、周りに対する自分の中の免罪符のような為に通っていたような気がします。

不登校の相談先について書いています↓


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