【小1不登校のきろく16】市の不登校相談室1回目(5月4週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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前回の【不登校のきろく15 不登校の原因を見つけたい(5月4週目)】の中で少し出てきた市の不登校相談室。前回は少しふれただけだったので、もう少し詳しくお話します。

5月のGW明けに息子が本格的に不登校になって、私はすぐに学校のスクールカウンセラーさんと子育て支援センターに相談しました。
子育て支援センターの相談窓口は”子育てのどんな悩みでも受け付けている”という事で相談に行き、そこでは保健師さんがとても親身に話を聞いてくれました。
ただ、どちらかといえば乳児・幼児が主な感じで、そこで紹介されたのが市の教育委員会の不登校相談室でした。

電話をして数日後、担当の先生(最初は○○さんと呼んでいましたが、途中で○○先生と呼ぶものだと気づきました。ちなみに、スクールカウンセラーさんも△△先生と呼びます(地域や学校によるかもしれません))から連絡があり、面談の予約を入れていました。

その面談までの間に、スクールカウンセラーさんとの2度目の面談があり、WISCテストの話をすると不登校相談室で受けることができると聞いていたのです。

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面談当日、私は息子のいない場所で息子の状況を包み隠さず話したかったので、親しい友人にお願いして不登校相談室まで一緒に来てもらい、始めは息子を別の場所で見ていてもらって私だけ面談に行きました。(不登校相談室は大きな建物の中にありました)

担当の先生は、それまでのスクールカウンセラーさんや子育て支援センターの保健士さんとはちょっと違い、事務的と言うかちょっと威圧感を感じる雰囲気や話し方でした。
私はその様子にちょっと緊張しながらも、スクールカウンセラーさんや担任の先生に話した時と同様に、これまでの息子の様子、自分が今一番知りたいと思っている息子の行けない原因は何なのか、WISCテストを受けたいと言ったことを必死で話しました。

担当の先生は、メモを取りはしていましたが、淡々と聞いていました。
そして、「まぁ、本人を見てみないことにはなんとも言えないですね…」と言われたので、友人に見てもらっていた息子を部屋まで連れて行きました。

担当の先生は、息子にも同じような対応であまり優しく話しかける感じではありませんでした。
この頃の息子は、ちょっと緊張するような場面になると急に赤ちゃんぽくというかバカっぽくしゃべるようになっており、案の定、この先生に緊張し、こちらがビックリするくらい別人かのようにすごく幼稚に振る舞っていました。
先生と息子が少し話した後、私が書字が苦手そうだと話したこともあって、先生は息子に字を書いてみてと言い、息子が字を書き、先生は息子に”なぜ字が必要か””何度も書いていると字を書く神経が頭から指先までちゃんと届くようになって書けるようになる”といったようなことを話しました。

私はこの日、WISCテストを受けたい事と、もうひとつ期待していたことがありました。それは適応指導教室に通えるようになるという事。
適応指導教室というのは不登校相談室に併設されており、不登校の子がそこに通って個別や少人数で勉強などをする場です。
私はその頃、息子が学校をお休みしている状態より、そういう場に行っている方が、「○○くんは今は別の学校で勉強している」と学校で先生からクラスのみんなに言ってもらえて放課後に友だちと遊んだりしやすいのではないか(お休みしていると友だちと遊びにくかったのです…)、そして、今の八方塞がりな感じから、なにか一歩進んだ感じがするのではないかと考えていました。

面談でWISCテストと適応指導教室を希望している旨を伝えたのですが、「放課後に行けているのなら様子をみましょう」と言われ、両方とも叶いませんでした。
今となっては、あの時の私はとても焦っていたんだなとわかりますが、その時は進みたい思っている道を遮断されたような気持になって本当にガッカリしました。

そして、ここでも、不登校時の対応について特になんの情報やアドバイスなどもなく、ただこちらの話を聞くだけで終わってしまうような状況で、私はますますどうしていいのかわからなくなっていきました…


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