【小1不登校のきろく17】一番しんどかったこの頃(5月4週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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小1のGW明けから息子が不登校になり3週目ごろ、今から考えると、この頃が母親である私にとって一番しんどい時期でした。

・不登校が長期化する気配

GW明けの頃はまだ「行けないのは今だけだ」「またちょっとずつ行けるようになる」という希望がありました。
放課後以外、全く行けない状況が2週間を超え、いよいよ「あぁ、もうず~っと行けないのかも…」という思いが強くなってきました。
小学校に行っている息子の友だちとの心の距離がどんどん離れていってしまうように感じ、取り残されたような孤独感がありました。

・息子の情緒不安定

幼稚園の頃とても穏やかでニコニコしていた息子はとても不安定になり、イライラしたり。
小学校に入ってすぐそうなってしまって、やらなくてはいけないこともなかなかやらなかったりできなかったり。小学校に入って数年目にこうなったのなら、それまでの小学校生活と比較して心が不安定になったのだとわかるのですが、自由な幼稚園から小学校に入ってすぐこうなったことで、これがやらなくてはいけない事があったり自由にできないことに直面した時の本当の息子の元々姿なのか、そうではないのか判断がつかず、とても悩みました。
また、そんな息子と24時間ずーっと一緒なのは本当にしんどかったです。

・周りからの「ちょっとくらい無理に連れて行く方がいいんじゃない?」「優しすぎるんじゃない?」の言葉

なによりこれが一番しんどかった。
私の場合ですが、半分くらいの人が「大丈夫だよ。きっと行けるようになるよ。」とか「ゆっくり無理せずにね。」と言って温かく見守ってくれました。
そして、残りの半分くらいの人からとにかくやんわり言われる、「泣いてでも無理に連れて行っちゃうのも手だと思うよ?」「お母さんが厳しく言わないから休んでもいいって思っちゃうんじゃない?」「お母さんが優しいからね~」の言葉。

善意で言ってくれている人がほとんどなのもわかっているのですが、心にグサグサきて、弱っているところに余計自分がいけないのかと自信を失ってしまいました。
結局、そう言ってくる人の子どもさんは学校に行けてる訳なので、こちらとしても自信をもって反論というか、何も言えない…
他の何も言わない人も心の中でそう思ってるんじゃないか、とか疑心暗鬼でとにかくしんどかったです。

・どうしたらいいのか専門家からは何も教えてくれない

そして、本当にアドバイスをもらったり色々教えてほしい、プロでありこれまでの経験のある、スクールカウンセラーさん、不登校相談室の先生からは、不登校時の対応について具体的な納得のいくようなアドバイスや情報提供はほとんどありませんでした。

今までこういった場で相談したことがなかったので、こういう相談に行くと、色んな事を分析して、もっとああしたらいい、こういう場合もある、など向こうからどんどん教えてくれるものだと思っていました。

今度こそ、有益なアドバイスをもらえるだろうと必死でこちらの状況を話しても、原因を一緒に考えてくれたり、不登校の時はこういう風に接したらいいですよとあちらから積極的に教えてくれる感じではなく、毎回ガッカリしていました。(この頃は失礼ながら、頼りにならないと思っていましたが、がんばって通い続けると違ってきて、最後には相談に行っていて良かったと思いました。そのこともまた書いていきますね。)
誰も頼れず、いったい何をどうしていったらいいのかわからず、もがく日々でした。

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そんな状況で5月6月は、私自身かなり精神的に不安定でした。
よく眠れなくて毎朝明け方4時ごろには目が覚める、とにかくすぐ泣いてしまう、自分がどう思われているか自信がなくなり人と話すときにすごく緊張するなど…
人の前では必死で取り繕って冷静を装って明るく振る舞っていましたが、とにかくズタボロでした…

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