小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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前回お話しした2冊の本が届いたのはちょうど金曜日の夕方でした。
もともと読むのが早い私ですが、とにかく必要な事がたくさん書いてある2冊を早く読みたくて、すごい勢いで読んでしまいました。
そして、翌日の土日から、「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」に書いてある内容を実践してみました。
本に書いてあるやり方でほめまくった!(笑)
すると3日目の月曜日の朝、いつもは不安定になる月曜日なのに、息子のイライラが減り顔に気力が戻った感じが!
久しぶりに息子のいい顔を見た気がしました。
それまでは、朝、「つまんない」「なにしたらいいの?」と話しかけてくることが多かったのですが、その日は朝から字を書きまくり、ちょっと難しい漢字も見よう見まねで書いてみたり。
お昼ごろになって、
「学校、給食だけ行くのでもいいの?」
と息子から聞いてきたときにはビックリ。
私は、なるべく平静を装って、
「うん、いいんだよ~給食の時だけ教室行ってもいいし、お母さんと他の部屋で食べるとかでも大丈夫だよ。」
と言いました。
その日の放課後登校の時に、息子がアサガオの水やりしている間のほんの少しだけ担任の先生とふたりで話せたので、
「もしかしたら、給食だけ来られるかもしれません。」と伝えました。
そう伝えたものの、私自身
「そんなこと先生に言っちゃったけど、いつまでも行けなかったりして…」
と内心思っていたのですが、
もう、その日の夕食の時には、息子が
「明日、給食だけ行こうかな・・・!」
と!
息子と少し話すと、
「みんなには会わないように別の部屋でお母さんとふたりで給食を食べたい。」
という事で、担任の先生に伝えるために電話して打合せしました。
先生も、ビックリ&喜んでくれました。
***
翌日、朝から緊張気味の息子。
私も、本当に行けるかな!?とドキドキ・・・
息子は午前中、少し勉強した後、なんと、緊張しすぎで疲れて昼寝してしまいました!(もしかしたら夜も熟睡できなかったのかもしれません)
寝起きでちゃんと行けるか心配でしたが、用意する時間に起こすとすんなり起きて、時間になったら私と学校へ向かいました。
そうとう緊張していたのでしょう、学校へ行く道中、顔はこわばり、ひと言も話しません。
学校に着き、とにかく誰にも会いたくない息子は下駄箱で待っていて、私は職員室に空き教室のカギをもらいに行きました。
そして、給食の準備ができた頃、私ひとりで息子のクラスに行き、先生から給食を受け取り空き教室に運びました。
息子は給食を食べ始めると、やっとホッとしたようで、いつもの息子に(*^^*)
私は家で食べてから行ったので、息子の給食を味見させてもらったりして、ふたりで楽しく食べられました。
給食を食べ終え、私が教室まで片付け、
「今日はこれでいっぱいがんばったので、放課後は来ません。」
と先生に伝えて帰りました。
帰り道、やり遂げた達成感でテンション高めな息子。
私も、ホッとした気持ちと、嬉しい気持ちでいっぱい。
ふたりで、ニコニコ顔で帰りました。
***
この日、息子は不登校になってからはじめて、自分で「給食に行く」と決めて、それを実行することができました。
小さな一歩だけど、とてもとても嬉しい大事な一歩。
そう、このブログのタイトルは
「Foot」
サブタイトルは
「不登校、自分の足で一歩ずつ」
です。
子ども自身が自分で決め、自分でふみ出した「一歩」が大事なんだと、息子の不登校に寄り添って分かった事なのです。
息子の再登校までの一歩一歩をこれからも、つづっていきたいと思います(^^)
***
そうそう、実は、息子、学校に行けなくなり始めた頃、妙に給食のメニューを気にしてたんです。
私は「給食で何か嫌な事とかあるのかな?」と思ったりもしてたんですが、どうやら、ただの食いしん坊で給食に何が出るのか気になってただけだったらしい(笑)
まぁ、でも、食いしん坊のおかげで最初の一歩をふみ出すキッカケになったから良かったです(^^)/
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