【小1不登校のきろく25】別室給食2回目はカウンセラーさんと(6月4週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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はじめて別室での給食に行ってから2週間、息子は給食には行かず放課後登校を続けていました。

このままもう給食も行かなくなっちゃうんじゃ・・・と不安になってきた頃、ちょうどスクールカウンセラーさんが来校する日があったので、息子に
「ちょうど○○先生(スクールカウンセラーさん)が来る日だから、お話してその後一緒に給食食べてもらえたら一緒に食べる?」
と聞いてみると、
「うん、○○先生も一緒なら給食食べようかな。」
と!
私は息子がYESと言ったことに、ちょっとビックリしました。(自分から聞いといて(笑))

それまで数回のスクールカウンセラーさんとのカウンセリングの時に、息子は緊張からわざと赤ちゃんぽくしたり、ふざけたりしていて、カウンセラーさんの事をそんなに慕っているとは思っていなかったのです。
でも、そんな態度の息子の事を決して怒らず否定せず、いつも優しく接してくれるカウンセラーさんのことを、息子は心の中では受け入れていたんだろうなと思います。

カウンセリングは事前に予約なので、そのまま給食を食べられるように4時間目にカウンセリングを予約。
事前に担任の先生からカウンセラーさんに
「できれば一緒に給食を食べたい。
でも、本来、給食中は休憩時間なはずなので、無理せず断っていただいても大丈夫です。」
という事を伝えてもらいました。

カウンセラーさんは快くOKしてくれました。(本当にありがたい・・・)

***

当日、2度目の給食どうかな~と思っていましたが、緊張もかなりマシで、予定通り4時間目のカウンセリングの時間に学校に行くことができました。

まずは、カウンセリング。

カウンセラーさんとは約1ヶ月ぶりだったので、
・ここ1ヶ月の様子
・不登校相談室でWISCを受けられないと言われたこと
・2週間前に給食に行けたこと
・少し見通し立てられたこと
・たくさんほめるようにして安定してきたこと(これは息子が聞いていない時にこそっと伝えました)
など、話しました。

カウンセラーさんは相変わらず、「あぁ、それはスゴイですねぇ!」「そうですか、そうですか。」とほぼ聞くばかりでした。

が、最後の方にカウンセラーさんは

「今日お話しして、なぜだかはちょっとうまく言えないけれど、きっと○○くんは、”学校に行きたい”と思うようになると思いますよ。」

と息子に言いました。

今まで聞くばっかりだったカウンセラーさんがそんな事を言ったので、私は驚きました!
でも、普段、自らの気持ちなどは何も言わないカウンセラーさんのひと言、しかも、嬉しいひと言はすごく重みがありました。

(今になって思うのですが、私が見通しをたてたこと、ほめることで今の息子を受け入れられたことで、私たちの表情や考え方などがそれまでと変わったことにカウンセラーさんが気付いてそのように感じたのかもしれません)

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そして、給食の時間。

私が教室に息子の給食を取りに行き、カウンセリング室で3人で食べました。
(私だけ食べないのも変かなと思い、私はお弁当を持参)

息子は2回目の給食を食べられて嬉しそうでした。
カウンセリング中とは違うからか、普段の息子の姿に近い感じでカウンセラーさんとも過ごせたと思います。

給食の後、息子の給食の食器を教室に返しに行った時に、職員室の前で同じく食器を返しに来たカウンセラーさんと会いました。
カウンセリング室では息子がいて話せなかったことを少し立ち話。

私がその頃悩んでいた、
「息子が何もしていない感じがして焦ってしまう」
というようなことをカウンセラーさんに言いました。

毎日15時まで家にいてほとんどは「つまんない・・・」とウダウダ・ダラダラしている息子、この日の様に学校に来ると他のみんなは勉強したり、係の仕事や掃除を一生懸命している姿を見てしまうと、ついついイラ立ったり焦ったりする気持ちが抑えられず、悩んでいました。

すると、
「先ほどお話でたくさん褒めるようにしているとおっしゃっていたように、息子さんは色々がんばっている事や、できている事があると思いますよ。
それをノートに書いてみると”たくさんやれていることがある!”とわかっていいかもしれません。」

とアドバイスをしてくれました。

このアドバイスを元に、私は「がんばったことシート」を作って、がんばったことを書くようになりました。
これが後の3ステップワークシートにつながり、息子の再登校の後押しになっていったのです。

それまで正直、
「いつもほとんど自分が話をするだけで、何のために行っているのだろう…」
と思っていたスクールカウンセラーさんとの面談でしたが、この日は、
・息子が給食に行くきっかけになった事、
・「学校に行けるようになると思う」と言ってもらった事、
・がんばった事をノートに書くと良いとアドバイスをもらったこと
で、「あぁ、カウンセリング行くのやめないで良かった」と思えるようになったのです。



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