小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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2学期最後の1週間!
「毎日給食に行く」という目標を息子自身が立ててスタートした2学期も、ついに最後の週です。
2学期が始まった時は別室での給食がやっとだったけれど、2学期の終わり頃には1日1時間はクラスで付き添いなしで過ごせるようにまでなりました。
そして2学期最後の週、どうだったかを振り返っていきたいと思います。
今週のワークシート↓
3ステップワークシートについてはこちら
そして、私がこっそり書いていたキロクノートのこの週の記録↓
\今週のキロクノート/
12/17(月)
午前中、家で赤ちゃん返り
3時間目体育と思って登校したけど図工に変更になっていた。急に変わったからか図工には出ない。
別室で国語のプリント。機嫌良くできた
教室には帰りの会だけ入った。
18(火)
朝から私(母)も調子悪く家でウダウダ。
4時間目から登校。昼休みと掃除だけ教室へ。
放課後、先生と勉強。
19(水)
1時間目が図工で1時間目から登校できた。
少し気が進まなそうだったけど、エイっという感じでクラスに入った。
図工の後はほぼ別室で。
20(木)
2時間目の音楽から登校。
短縮授業で3時間目までで、登校後は最後までひとりで教室で過ごせた!
下校もそのままみんなと。
21(金)
2学期最後の日。
朝の会に間に合うように登校し、そのままずっと教室でひとりで過ごせた!
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短縮授業とはいえ、一度も別室に来ることなくずっと教室で過ごせる日があった!
キロクノートについてはこちら
この週、月・火はちょこっとしか教室に入らずのスロースタートとなりました。
でもなんと!
最後の終業式の日は、朝の会から下校まで1日ずっとクラスで過ごすことができて、最高の形で2学期を締めくくることができました〜!
\ここから、この週のキロクノートを1日ずつ細かくふり返ってみます/
月)スロースタートな月曜日
12/17(月)
午前中、家で赤ちゃん返り
3時間目体育と思って登校したけど図工に変更になっていた。急に変わったからか図工には出ない。
別室で国語のプリント。機嫌良くできた
午前中、家でけっこう激しめの赤ちゃん返り。
不登校中、要所要所で赤ちゃん返りがありました。
付き合うのがしんどい時もありましたが、これも息子に必要なことなんだとできるだけ息子が甘えたい・赤ちゃん返りしたい欲求を満足できるようにがんばりました。
3時間目が体育と聞いていたので、体育に出ようと3時間目に間に合うように登校。
なのに、校庭を利用する都合なのか、図工に変更になっていました。
「図工やってみたら?」
と声かけしましたが、体育に出る気でいたので気持ちがついていかなかったよう・・・
図工には出ず、結局そのまま私と別室へ。
別室では先生にもらった国語のプリント(前の週に授業でやったやつ)をやりました。
息子は算数は好きで国語はあんまり好きじゃないので、国語を一緒に勉強すると揉めることが多いのですが、この日は機嫌良くできたので何より。
結局この日は早めに行ったものの、帰りの会だけしか教室に入りませんでした。
まぁ、月曜だしそんな日もあるか・・・でも、せっかく体育やる気だったのにな〜というやや残念な気持ちも(^^;)
火)午前中ゆっくりして、のんびり目に登校
18(火)
朝から私(母)も調子悪く家でウダウダ。
4時間目から登校。昼休みと掃除だけ教室へ。
放課後、先生と勉強。
火曜日は、私がなんだか体調悪く、ふたりで「もう給食からでいっか〜」とウダウダ。
と言いつつ、なんだかんだ家にいるのもつまらなくなって結局4時間目から別室に登校。(そんなもんですよね)
この日は昼休みと掃除だけクラスに参加。
放課後は先生と勉強してから帰りました。
水)図工に参加
19(水)
1時間目が図工で1時間目から登校できた。
少し気が進まなそうだったけど、エイっという感じでクラスに入った。
図工の後はほぼ別室で。
1時間目の図工に参加しようと、がんばって1時間目から登校できました。
教室の前でちょっと入りにくそうにしていたけれど、「エイっ!」という表情で入って行きました。
私は別室で待機。
1時間ひとりで図工に参加して、その後は20分休みにクラスの子と校庭で遊んだ以外は、別室で過ごしました。
放課後に先生と少し勉強してから下校。
木)登校してからずっと教室に!
20(木)
2時間目の音楽から登校。
短縮授業で3時間目までで、登校後は最後までひとりで教室で過ごせた!
下校もそのままみんなと。
終業式の前の日。
この日から給食なしの3時間短縮授業です。
この日は2時間目から登校し、下校まで付き添いなしで教室でずっと過ごせました!
いつもより短めの短縮授業なのと、あとちょっとで冬休みということが気持ちを軽くさせて、いつもよりがんばれたみたい!
金)1日教室で過ごせた終業式!
21(金)
2学期最後の日。
朝の会に間に合うように登校し、そのままずっと教室でひとりで過ごせた!
終業式の日。
前日2時間目から下校まで教室で過ごせたので
「今日は2学期最後だし朝の会から行ってみない?」
と聞いてみると、すんなりオッケー!
登校班が出発したちょっと後くらいに息子と私で登校し、息子をそのまま朝の会が始まる前の教室に送り届けて私は別室へ。
なんと、
一度も別室に戻ってくることなく、朝の会から帰りの会まで1日教室で過ごせました!
やった〜!
そのうえ、下校もみんなと下校班で帰ったので、朝の登校班と私が別室で待機している以外はパーフェクト。
みんなとワイワイ楽しそうに下校している後ろ姿を眺めながら(私は数十メートル後ろで気配を消してついて帰ってる笑)、なんとも嬉しい気持ちでいっぱいでした。
\この週に気づいたことメモ/
短縮授業とはいえ、一度も別室に来ることなくずっと教室で過ごせる日があった!
この”1日ずっと教室で過ごせた”こと、すごく嬉しかったです。
すごくホッとした気持ちで2学期を終えることができました。
”教室に一瞬でも入ること”を目標にして叶わなかった1学期。
そして、息子自身が「2学期は毎日給食に行く」と決めてスタートした2学期。
息子は2学期が始まってから、ちゃんと毎日給食に行きました。
少し授業にも出られるようになり、私は
「早くもっとたくさん授業に出られるようになってほしい」
と欲が出て焦るようになっていました。
そんな時、教育相談室の先生に言われた言葉
「2学期は今の”給食に行く”のペースを保つくらいがちょうどいいと思いますよ。」
は、ずっとペースメーカーのように私の焦る気持ちを抑えてくれていました。
2学期の間ずっと、「今は”給食に毎日行く”ができていれば十分!」の気持ちを持っていたことが私と息子の気持ちを軽くしていたように思います。(もちろん、自分の気持ちを抑えることができない日もあったけれど…)
あのままだったら”学校にひとりで行けるようになること”を目指して「もっともっと!」と、がんばらせすぎていたかもしれません。
でも、”給食に行くこと”を基準にすることで、それ以上できたらそれはプラスのことと捉えることができました。
そのおかげで、たくさんのプラスのことがありました。
教室に入ってみんなにクイズを出せた、
遠足に行けた、
学校のお祭りに出られた、
付き添いなしで授業を受けられた、
音楽会に出られた
…
この2学期できたことは本当にたくさんありました。
熱中症になりそうなくらい暑い2学期の初めから、カイロが手放せないくらい寒い2学期の終わりまで、ずっとずっと付き添い登校の毎日。
学校にいられる時間が増えた分、付き添い時間も増えて大変だったし、
「なんで私は毎日こんなことやらなきゃいけないんだろう…」
と虚しい気持ちになる日もありました。
でも、息子が学校でがんばっている姿、楽しそうに過ごしている姿、をたくさん見られた貴重な日々でもありました。
2学期が始まった頃はまだトンネルの中にいて真っ暗な中を手探りで歩き出したところでした。
果たして息子は学校という場所が合っているのか、このままこの付き添い登校を続けていくことが息子にとって良いことなのかさえ分かりませんでした。
でも、2学期の途中から息子の学校での楽しそうな表情を見るたびに、少しずつうっすら明かりが見えてきて、「あ、こっちで大丈夫なのかも!」と思えはじめました。
そして、2学期の終わり頃、ようやく出口の確信が持てるようになったのでした。
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コメント
はじめまして。突然 失礼します。
記事、いくつか興味深く読みました。
娘も小1のゴールデンウィーク明けから登校できなくなり、付き添い登校をしていました。その頃を思い出しました。
「くつ」の表現、ぴったりですね。とても共感できました。
そらさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
娘さんも息子のように小1のGW明けから登校できなくなったのですね。
みんなそれぞれぴったりのくつが見つかりますように!