【小1不登校のきろく41】焦る私にピッタリだったアドバイス(10月3週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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風邪で2日お休み、教育相談室、心療内科でのWISCテストなどの1週間

\今週のキロクノート/

10/15(月)   
教育相談室   
先生「今の”給食から登校”のペースが、今は○○くんには合っている。2学期は今のペースを保つくらいで良い。」

16(火)   
カゼで休み。給食は行きたかったらしい。   

17(水)   
学校はカゼで休み   
予約していたWISCテストは行けそうなので連れて行く

18(木)    
天気が良かったからAM公園    
帰りにおばあさんと話す「嫌なところに無理に行かなくていいんだよ」と言ってもらう  

19(金)    
図工をしようと4時間目から登校するが、時間割変更だった。    
カウンセラーさんと給食。    
5時間目の途中で下校。  

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○○が話したこと    
今のクラスが全員幼稚園の時のクラスの子で先生も幼稚園の時の先生でも教室で授業はイヤ。    
→このまま続けても授業に出る事はないんじゃ!?

夜驚症なくなる。赤ちゃん返りもない。

遺跡の発掘してみたいと言う。

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市の教育相談室、心療内科でのWISCテストなどに行った一週間。
息子はカゼをひいて2日お休みしましたがひどくならずに治りました(^^)

\ここから1日ごとにふり返ってみます/

月)教育相談室でアドバイスもらう

10/15(月)   
教育相談室   
先生「今の”給食から登校”のペースが、今は○○くんには合っている。2学期は今のペースを保つくらいで良い。」

午前中は市の教育相談室。(今まで不登校相談室と書いていましたが、教育相談室に統一します。)

夏休みに2回行った時、先生との関係を深めるために人生ゲームや将棋をしてもらったのですが、息子は今回も遊ぶ気で、先生と私と3人で人生ゲームをして、その後で話をしました。

息子は先生に「毎日、給食行ってる」と、夏休みに先生に聞かれて決めた目標を達成できている事を伝えていました。

私からも最近の様子を色々話し、
「少し体育に出られたから、このまま授業に少しずつ出れるようになればと思っています
と言うと、先生は
「今は、給食から行くくらいのペースが○○くんには合っていると思いますよ。2学期はこのペースを保つくらいで良いですよ。
と。

私はビックリしました!
今まで、「本当は行けるんじゃないの?」といった、「えっ!?」とこちらが耳を疑うような発言もあったりして、教育相談室に行くのをやめようかとまで思っていたくらいプレッシャーをかけてくるような先生だったのに、まさかのブレーキ的な発言。

たぶんですが、最初は息子のことが良くわかっておらず、小1という事、息子が先生話すのを逃げたい心理からわざと幼くバカっぽく振舞うのを本当の息子の姿と捉えてしまい、”勉強などが嫌だから学校に行きたがらない子”と思われていたのかもしれません。

夏休みにゲームなどをしてやっと普段の息子の姿を見てもらえ(ズルしたりしない、負けても泣いたりししなくてエライ、将棋もしっかり先の手まで考えられているんですねといった事を言われたので)、また、息子が自分で言った給食に全部行く目標を守ろうとがんばっていることから、息子の真面目な部分や、行こうとしてるのに行けない気持ちをやっとわかってもらえたのかなと思います。

そして、その先生の私の焦りに対するブレーキ的なアドバイス、私にはとってもありがたかったです。
今まで『早く行けるようにしなきゃ』と思っていたのが、専門家からブレーキをかけてもらったことでどこかホッとする部分もありました。

もちろん、早く行けるようになってほしくて(付き添い大変だったので…)『2学期中に行けるようにならないかな~』と思ってもいたので『2学期はずっと給食から登校か…先は長い…』とガッカリもしましたが(^^;)

実際には、2学期の間にかなり教室での授業に参加できるようになり、登校時間も早くから行ける日も多くなっていきました。
でも、少し行けないことがあってもこの時の「2学期は給食からを保つペースで」のアドバイスが、最低ラインが私の中でお守りの様になっていたことで気持ちが楽でした。

初めはなんのアドバイスもないし、心外な事を言われたりして行くのやめた方がいいかもと思っていた教育相談室ですが、以前の「子どもに今できそうなことを聞く」のアドバイスの頃【小1不登校のきろく26】「学校の前を通るだけ」子ども自身に聞くことの大切さを知った日から少しずつ見る目が変わってきて、今回の事で更に『相談を続けていて良かった』と思うようになりました。

↓教育相談室のタグ記事一覧です

火)カゼでお休み

16(火)   
カゼで休み。給食は行きたかったらしい。  

息子がカゼをひいたので学校をお休みしました。熱はなかったのですが、鼻水が止まらないし喉が痛いと。

お休み連絡をした後、息子から「給食は行きたかったな~」の発言が!
教育相談室の先生との約束を気にしてのことかもしれませんが、驚くとともに嬉しい気持ちでした。

家でのんびりゴロゴロ。付き添い登校疲れの私も、この日は何も気にせずゆっくりできて、心身ともに休まりました。

水)WISC検査

17(水)   
学校はカゼで休み   
予約していたWISCテストは行けそうなので連れて行く

この日は朝イチに心療内科でのWISCテストを予約していました。

WISCテストを受けたいと思ってから何か月もかかってようやく予約の日。
せっかくここまでたどり着いたのにカゼで受けられないかも…と前日に病院に相談すると、『本人がしんどくなければ来てもらってOK』との事(コロナの流行る前の話です)

朝の様子では、まだ鼻水がひどくてすっきりしないものの熱もないし、学校はお休みにして心療内科だけ連れて行くことに。
親は待合室で待っていて、息子は別室で約1時間半ほど心理士の方とWISCテストを受けました。

終わった後はぐったり疲れていました。
息子が「心理士さんが全然ニコリともしないんだよ!」と。笑顔など表情から答えを読み取ったりしないようにわざと無表情でやっているのだと思うのですが、息子にはそれが嫌だったらしいです。

WISCテストは2回に分けてやるので、あとまだ1回。しかも、予約は1ヶ月以上先。そしてそこから結果を聞くのにまた予約。先は長そうです。

↓WISCテストのタグ記事一覧です

木)登校前に公園へ

18(木)    
天気が良かったからAM公園    
帰りに畑にいたおばあさんと話す「嫌なところに無理に行かなくていいんだよ」と言ってもらう  


気持ちの良い天気だったこの日、お昼からの登校まで近所の公園に行きました。

息子は遊具で遊んでいて、私は少し離れたベンチに座っていました。
ちょうど幼稚園行く前くらいの小さい子を連れた親子が何組かも同じ遊具で遊んでいました。
他の子より明らかに大きい体でひとりで遊ぶ息子を見ていると、なんだか切ないような悲しいような気持ちに…

そんな気持ちを引きずった帰り道、畑の横を通ると、畑仕事をしているおばあさんが挨拶してくれました。
そのままの流れで
「今日、学校は?」
と聞かれたので、私は
「ちょっと学校行きにくくなっちゃって、本人のペースで行ってるんです」
と答えました。
すると、
「そっかそっか、嫌なところに無理して行くことないんだよ~」
と優しい顔で言ってくれたのです。そのひと言に私はとってもホッとした気持ちになれました。

この頃ちょっと意外だったのが、こんな風に言ってくれるのはお年寄りが多いという事!
若い人よりお年寄りの方が『ちゃんと学校に行かないと』と言いそうと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

長い人生でたくさんの経験をしてきた人に「それでもいいんだよ」と言ってもらえると、大丈夫なのかもって思えて本当にありがたかったです。

金)早めに登校するも時間割変更

19(金)    
図工をしようと4時間目から登校するが、時間割変更だった。    
カウンセラーさんと給食。5時間目の途中で下校。  


前日、「3,4時間目が図工だから良かったら少しだけでも覗きにおいでよ」と担任の先生から声をかけてもらっていたので、がんばって4時間目から登校。

…がっ!
時間割変更でもう図工はやってしまったとのこと…
せっかく頑張ってきたのに…
それなら正直連絡ほしかったけれど、先生も忙しいから仕方がありません。
4時間目は別室で過ごすことに。

カウンセラーさんの来る日だったので、一緒に別室で給食を食べてもらいました。
5時間目、別室で勉強していたのですが息子は機嫌があまり良くなく、5時間目の途中で早めに帰ることに。がんばって4時間目に来たのに図工じゃなかったのでちょっと心が折れてしまったのかな。
今週は体調も良くない中、がんばりました!

\この週に気づいたことメモ/

○○が話したこと    
今のクラスが全員幼稚園の時のクラスの子で先生も幼稚園の時の先生でも教室で授業はイヤ。    
→このまま続けても授業に出る事はないんじゃ!?

夜驚症なくなる。赤ちゃん返りもない。

遺跡の発掘してみたいと言う。


給食は毎日行っているし、遠足にも楽しく行って、少しずつ再登校に近づいているのかと思っていたのに、まさかの
「今のクラスが全員幼稚園の時のクラスの子で先生も幼稚園の時の先生でも教室で授業はイヤ。」
発言。(私が聞いてそれに答えたかたち。本当は『幼稚園の時のクラスの子と先生の学校なら行ける』って言うかと思って聞いたのです…)
これを聞いた私は、このまま付き添い登校続けても授業に出る事はないんじゃ…付き添い登校ムダなんじゃ…やっぱり学校合ってないのかも…と心折れそうに(T_T)

教育相談室の先生のアドバイスを元に
「まぁ、給食行くくらいで様子見つつ、やっぱり他の環境も探しておこう…」
と、しばらくやってなかったフリースクールや自由な校風の私立小学校などをまた検索するようになりました。

その一方で夜驚症や赤ちゃん返りはなくなり、不安定だった息子はだいぶ安定しました。機嫌のよい時が増え、『あぁ、息子ってこんな感じの子だったな』って思えるくらい、精神的に元の息子に戻ってきているように感じました。

今週のワークシート

↓該当週を赤く囲んでいます!

3ステップワークシートについてはこちら

この週はカゼで2日お休みした以外は、
『給食行けた』の青シール(金曜日は給食なし)
『別室で勉強』の緑シール、
が毎日貼れました(^^)



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