【小1不登校のきろく35】不登校はじまって以来の夫婦の危機!(9月2週目その1)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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不登校で夫婦の関係に亀裂が!

これまでの不登校に対する夫の対応

夫は息子の不登校にはかなり寛容な方でした。
元々よく会話する夫婦しケンカはしない夫婦なのですが、息子が不登校になってからもその日の事を細かく話したり、私の考えを伝えたり、これからどうするかもよく話し合っていてコミュニケーションは取れていました。

夫は学校に行ってない息子を無理に行かせたり怒ったりすることもなく、週末はたくさん息子と遊んでいつも通り接していて有り難かったです。

ただ、夫が出勤するのは息子の登校時間の前、帰って来るころにはもう寝る前だったので、”学校に行っていない”ということをあまり実感していなかった部分もあったのではないかと思います。
そして、付き添い登校や相談室に行ったりの不登校の対応は100%私がしていました。

そんな中、2学期が始まってしばらくした頃、夫婦の間にちょっとヒビが入っちゃうようなことが起こったので、今回はそのことについて書いていきます。

夫が個人面談の予定を忘れてた!

この週の火曜日は年1回の個人面談の日。

私は、今回の個人面談は夫も出てほしいと思っていました。

息子が不登校になって、私が毎日付き添い登校をしている状態なので、夫も一度ちゃんと先生と話してほしい、先生に他の子以上に対応に時間を取ってもらっているので先生に夫からもお礼を伝えてほしいという気持ちだったのです。

事前に話した時、夫は「いいよ~」と了承。
仕事を早退しやすいように、個人面談の1番最後の時間の枠にしてもらい、日時も夫に伝えていました。

が!

がっ!!

日曜日の朝、朝ご飯を作りながら火曜日にある個人面談の話をすると、夫が
「忘れてた・・・仕事の予定入れちゃった・・・」
と!!!

私は本当にショックでショックで大号泣(T_T)

これまで数ヶ月、私は結婚以来いちばん辛くて大変な日々でした。
こんなに毎日泣いた日々はなかったし、精神状態もぎりぎりでがんばっていました。
夫は支えてはくれていたものの、学校に付き添ったり相談室に行ったりの不登校の対応は全て私がひとりでやってきました。

だから、夫が仕事を早退して面談に来てくれることになってすごく嬉しかったのです。
ひとりだけで頑張っているんじゃない、そんな心強い気持ちになれていました。

それを、それを、忘れるなんて~~~(T_T)

夫は謝ってくれましたが、簡単に許す気にはなれず・・・

結局、なんとか
「じゃあ、ひとりで行くからいいよ…」
と言ったものの、本当にショックで。

もう、日曜日は何もやる気がおきず、グッタリしていました。

無理して休みを取ってくれた

翌日の月曜日、会社に行った夫からLINEで
「明日休み取ったから」
と。

午後休の早退で時間的には十分だったのですが、忘れてたことを悪いと思って有休をとったのだと思います。どうやって仕事を休めたのかはわかりません。
もしかしたらすごく無理言って上司に怒られたんじゃないかなとちょっと心がチクリ。

夫、初の付き添い登校

そして、面談の日の火曜日。
せっかく休みを取ったのだから(そして、面談のこと忘れてたんだから!怒!)と、この日の付き添い登校は夫に行ってもらう事に。
息子もお父さんと行くことは嫌がりませんでした。

学校での流れを夫に説明し、いつも通りの12時頃に二人が登校。
夫にはお弁当を持たせました。

帰ってきたのは15時過ぎ。
5時間目も別室で過ごして、みんなと下校班で帰れたようです。

帰ってきた夫はというと・・・グッタリ。
「他の子たちは自分たちで給食とか勉強やってるのに、別の教室で○○だけ俺といて、すごいモヤモヤしたし、俺だけここで何やってるんだろうって思った・・・なんかすごい疲れた・・・」
と昼寝してしまいました。

息子が不登校なのは私から話を聞いてわかっていたけれど、聞くだけと実際に経験するのとは大違い。
学校での息子の姿を初めて見て、すごく感じるところ、思うところがあったようです。

それと同時に、私の大変さも今まで以上にわかってくれました。
「毎日あんなことやってるんだね。そりゃ疲れるよ。」とも。

私はこれまで自分で『なんで数時間学校行ってるだけだけなのにこんなに疲れるんだろう…』と思っていました。ごはん作れない日もあったりして。
でも、夫の言葉で『疲れるのは当たり前なんだ』とすごくホッとし、そして、心の疲れが体を疲れさせてるんだと実感しました。

夫婦で個人面談

そしてその日の夕方、まだ留守番できない息子と夫と3人で学校へ。

息子は廊下で待っていて、先生と私たち夫婦で個人面談しました。
と言っても、先生とは毎日顔を合わせてるので改めて特に話すことはありませんが。
夫から放課後登校などいつもお世話になっているお礼を伝えて、これからもゆっくり見守ろうと思っているということも言いました。

男女平等の世の中とはいえ、やっぱり、お父さんがわざわざ仕事を休みを取って面談に来たということは、先生にもこちらの感謝の気持ちや子どもに対する熱意を伝えられたんじゃないかと思います。

夫婦の危機その後…

私は夫が面談を忘れていたことをけっこう引きずりました。
夫の方は謝ったし、休みもとったし、もう終わったことと思っていたみたいですが、私はなかなか立ち直れず、夫にツンケンした態度でしか接する事ができませんでした。
もう許さなきゃと思っているのに、なかなかそうは出来なかったのです。

そんな私の態度があまりにも続くので、夫が「ちょっと、俺たち話した方がいいんじゃない?」と話し合い。
結局、もう一度話して(ここでも号泣…)ようやく心がスッキリしたのでした(^^)

・・・実は、今このブログを書いていて、『え?私、そこまでショックを受けたり、怒ったりする事だった?』とちょっと思いました。
冷静になってみれば、夫婦の危機とまで言うほどではないですね(^^;
でも、あの時は膝から崩れ落ちそうなほどのショックで。きっと、私の精神状態に余裕がなかったのだろうな・・・



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