【小1不登校のきろく3】小学校入学から、はじめて学校を休んだ日のこと

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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みんなと同じように過ごした小学校の入学式

小学校の入学式の日。
クラス発表では幼稚園からのお友達が同じクラスにたくさんいてホッとしました。
息子も緊張しつつもみんなと同じように入学式の一日を過ごしていました。

しっかり過ごせていて安心していた入学当初

入学式は月曜日で、その週と、翌週の月・火までが午前中のみの授業、水曜日から給食が始まりました。

その辺りまでは、息子にとっても私にとっても初めての小学校生活で、毎日色々と入学の書類に記入したり、持ち帰ったものの名前付けをしたり、バタバタと過ごしていました。

その頃に学校で“新入生を迎える会“があり、息子は在校生に言葉を述べるクラスの代表に先生から選ばれました。
息子は「イヤだな~やりたくないな~」と言っていましたが、私は入学早々クラスの代表に先生に選ばれたことが嬉しくて、「先生が選んでくれるくらい学校でちゃんとできているんだな!」と安心していました。

初めての参観

そして、給食の始まった日の翌日の木曜日、午前中に“新入生を迎える会”があり、午後の5時間目には授業参観がありました。
初めて息子の授業の様子を見に学校へ着いて、まだ休み時間の教室に入った時、席に座っていた息子が私に気づきました。その時、息子の表情が一瞬崩れたのがわかりました。なんともいえない、ハッとするような、泣きそうなような顔でした。
新しい“学校”という世界で必死にやっていたところに、急に“お母さん“があらわれて、一瞬その世界から引き戻りそうになったのを必死で食い止めるようなそんな気持ちだったのかなと思います。

参観の帰りは親子で下校したので、私は、通学路のすぐ近くにある交番に息子と立ち寄りました。
先輩ママから、「これからは子どもだけで登下校するし、何かあった時のために教えておくといいよ!」と聞いていたので、ちょうど良い機会だと思ったのです。
息子に「何かあったらここの交番に来たらいいからね」と教えました。

その時は、登下校中に何かあったらと思うと心配で早々とそういう事をしてしまいましたが、今から思うと、まだひとりで登下校(登校班はありますが、親が付いて行かないという意味で)を始めたばかりで、それでなくてもドキドキしている息子を“交番“に連れて行って、何かあったら自分でここに来ないといけないんだと思わせたのは相当プレッシャーになってしまったことでしょう…

風邪で初めてのお休み

そして、その翌日の金曜日。息子は朝から鼻水が出ていました。熱もないし、あと1日行けば週末だからと、登校の準備をさせていましたが、行く直前になって、
「今日、給食ぜんぶ食べられないかも・・・」
と言い出しました。
私は、”けっこうしんどいのかも。体調悪いのに無理して行かさない方がいいかな。”と思い、
「しんどいの?お休みする?」
と聞きました。
息子は
「休みたい・・・」
と。
もともと、春休み中からずっとカゼ気味で、2週間小学校がんばって疲れが出て熱でも出るのかなと、その日は「カゼのため、お休みします」と学校に連絡しました。
こうして、入学して登校10日目にして、息子は初めて小学校を休みました。

そして、ここから、しばらく行き渋りや五月雨登校がはじまり、不登校になっていくのです・・・

ところで、この“不登校のきろく“を書くために、その当時の手帳や、息子の不登校が始まってから付けていた記録のようなものを見返しながら書いているのですが、その頃のことを鮮明に思い出して、胸がキューっと苦しくなります。
あの頃はわかってやれなかった息子の気持ちや、その頃の自分の行動などをおもうと、たくさん「なんであの時…」と考えてしまいます。。でも、こうやって書くことが自分にとっても気持ちの整理にもなるでしょうし、少しずつ、つづっていきたいと思います。


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