【小1不登校のきろく14】息子が話した「行きたくない本当の理由」(5月3週目)

小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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本格的に不登校となった一週間の週末が終わり、翌週。
息子は相変わらず学校へは行きませんでした。

私が学校に行かせようとしなくなって、息子の情緒は安定している時がやや増えたのですが、相変わらず急に機嫌が悪くなってしまうことは、以前に比べてまだまだありました。

昼間は、家で、学校からもらってきたひらがなや算数の勉強をしたり、自分の算数パズルの本をやったり。この頃は、息子自身が「学校に行っていないから家で勉強しないと!」と思っていたように思います。
それ以外はトランプやカードゲームをしたり、公園に連れて行ってふたりで遊んだりしました。
学校が終わる15時まで毎日、本当に長く感じました。(この頃のことは【おうちでどう過ごす?】にも書いています)

放課後は学校に行き、教室で担任の先生と10~15分程度一緒に過ごしました。
この頃はまだ先生とは勉強をするという感じではなく、家でやったものを見せて花丸をもらう、好きな本(元素の図鑑など)を持って行って先生と一緒に見たりと、息子の負担のないことをやっていただきました。
その間、私は、教室の前の廊下で立って待っていました。廊下から教室の様子は見えませんが声を聞いていました。1日中息子と一緒だった私にとって、この先生と息子が話している間が唯一、ボーっとしてホッとできた時間だったように思います。

学校へはランドセルでなく、レッスンバッグのような手提げかばんで行っていました。
たった10数回使っただけで置きっぱなしになってしまっている真新しいランドセルを見て、「なんでこんなことになってしまったんだろう…」と思う気持ち、そして、孫が入学するのを楽しみにランドセルを買ってくれた私の両親の気持ちを思うと、悲しくて泣けてしまいました。

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そして、この週のはじまった頃、息子が「本当は行きたくない理由がある…」と言い出しました。
私はびっくり。
息子に「教えてくれる?」と言うのですが、なかなか言おうとしません。
言うのにすごくすごく勇気がいるような様子。

私は、
「どんな理由でもお母さんは怒らないよ」
「自分ひとりでずっと抱えてると、きっと、どんどんしんどくなっちゃうんじゃないかな?」
「理由を教えてくれる?それで、一緒にどうしたらいいか考えよう」

などと声をかけたり、それでも言えなさそうな息子をじっと待ったり、かなり長い時間が過ぎました。

そして、やっとやっと息子が小さな声で、

「がっこう・・・つまんない・・・」

と言いました。

私は「そっかぁ・・・」と、その時は、やっと理由が聞けてなんだかホッとしたような気持になりました。
息子に「そうなんだね。教えてくれてありがとう。」と言って、それから少しそのことについて聞きました。

息子は、「つまらない勉強を5時間やるのがすごく嫌だ・・・」というような事を話していました。

その時は理由が聞けてホッとしたものの、その後、この「つまらない」というのが、息子がどう感じてその「つまらない」という表現になっているのか、私はずっと悩むことになります。


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