小1の5月から不登校になり、9ヶ月で再登校した息子の不登校をふり返ったきろくです。
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楽しい事がいっぱいの夏休みでしたが、息子の学校や不登校に関することも色々とありました。
わかりやすいように、項目に分けて書きますね(^^)
夏休みの宿題
1学期は学校の宿題をやるのは精神的に無理そうだと思い、宿題はしていませんでした。
1学期の後半から息子がだいぶ安定してきたので、夏休みの宿題はやれるようにしてみました。(くわしくは【小1不登校のきろく30 みんなとハイタッチで終業式(7月3週目)】)
1学期の終業式の数日前に、担任の先生から夏休みの宿題の内容などを説明してもらい、息子自身も「夏休み宿題やらないと」と思ったようです。
私は息子が宿題をどこまでできたか把握しやすいように
「なつやすみのしゅくだい チェックシート」
を作りました。
(3ステップワークシート(がんばったことシート)といい、こういうの作るの好きなのかも…笑)
夏休みの宿題が一覧になっていて、終わったら丸を付けて、どれくらい終わったか、どれくらい残っているか、把握できるようになっています。
それとは別に、毎日やる計算カードなどは、日付がありやったら〇を付けられるシートにしました。
あとは息子に
「自分で考えて夏休み中に終わるようにやってみてね」
と声かけ。
「宿題やりなさい!」とは言いたくなかったので、できるだけ自分で自主的に取り組めるようなシステム作りを心掛けました。
おまけで、私が夏休みの宿題を終わらず、夏休み最終日に泣きながら自由研究をやった話もしてみました(笑)(私は完全にちびまる子ちゃんパターンの子(^^;))
もし、息子の自主性に任せて、息子が夏休みの宿題をやらなかったとしても、今回は無理にやらせなかったかな・・・
『やっと夏休みで学校の事から解放されて宿題やる気にならないんだな。しっかり心を休ませよう』
と捉えるようにしたと思います。
とはいえ、心の中ではヤキモキしたでしょうけど・・・
宿題と言っても1年生は量もほんとうに少な目。
数ページの算数のワークブックは1日でほとんど終わらせてしまい、後は少しずつ計画的に進めていました。
絵を描くことと、読書感想文が一番の大物だったので、それは一緒に取り組むことに。
量も内容も負担のない範囲で、無事に夏休みが終わる1週間くらい前に宿題を全部終える事ができました!
息子も
「もう夏休みの宿題終わった!
お母さんは最後の日までやってたんでしょ?」
とニヤニヤ嬉しそう。
私は、
「そうそう、お母さんは大変だったよ~
○○は、ちゃんと自分で考えて、夏休み中に全部終わらせてすごいね!がんばったね~」
と声を掛けました。
心の中では、『私の目論見どおり、うまくいった~』と私もニヤニヤ。
宿題をできたことで自信も持てて、スッキリ前向きな気持ちで2学期を迎えられました。
不登校セミナー
夏休みに市の教育委員会主催の
「不登校セミナー」
というものがありました。
・不登校に長く関わってこられた大学の先生の講演
・元不登校の親御さんのスピーチ
・元不登校だった生徒さんのスピーチ
などがあり、
「なるほど~」とうなづいたり、
「そうだったのか・・・」と涙したり、
とても有意義な内容でした。
教員・保護者向けのセミナーだったのですが、たくさんの方が聞きに来られていて、
『こんなにも不登校の事を悩んだり考えたりしてる人がいるんだな』
と気づいてなんだか心強かったです。
↓私がセミナーでとても心に響いた内容を、記事でシェアしています
不登校相談室
市の教育委員会の不登校相談室。
夏休みは2度行きました。
前回、予約に行けなかった日(【小1不登校のきろく26 「学校の前を通るだけ」子ども自身に聞くことの大切さを知った日(6月4週目)】)に、担当の先生が
「今日、ここに来るのも嫌だと思ったという事は、私も、息子さんとの信頼関係が築くことをしっかりできてなかったかもしれません。
来月には夏休みも始まりますし、その時はお話じゃなくて少し遊んだりして信頼関係を築けるようにします。」
と言ってくれた通り、夏休みは先生は息子の好きな人生ゲームや将棋をしてくれました。
いつものちょっとお説教っぽいお話と違ったこともあり、それまでは緊張から逃げたくて赤ちゃんぽく振舞ってしまう事の多かった息子も、かなり普段の落ち着いた姿を見せられました。
先生もこれが普段の姿なんだと、少し驚いていたように思います。
先生に息子の事がわかってもらえて良かったです。
夏休みの終わり頃に行った時には、最後に少し学校の話もしました。
先生に
「2学期はこうしたいとか目標はあるかな?」
と聞かれ、息子は
「2学期は給食に全部行きたい」
と言いました。
私は、心の中で
『そ、そんな目標とか言わせたらプレッシャーになっちゃうのに・・・やめてほしいなぁ・・・』
と思いながらその会話を聞いていました。
でも、その”目標”を伝えることが息子には良かったみたいで、2学期、息子はその目標を達成することになるのです。
心療内科
息子が不登校になって以来気になっていた、息子の発達の凸凹があるのではないかという事。(【小1不登校のきろく15 不登校の原因を見つけたい(5月4週目)】)
WISCというテストで調べる事ができるのですが、不登校相談室では必要ないと言われ、それでもどうしても私自身がスッキリしていませんでした。
本人も親もわからない気付かない困りごとがあるならば、少しでも早く気づいた方がいい。
ないならないで、学校に行けない理由ではないかと心配していることのひとつがなくなる訳で、テストをしないことでずっとモヤモヤしていたくありませんでした。
スクールカウンセラーさんに心療内科でも受けられると教えてもらい、ネットで小児メインの心療内科を調べました。
数駅先の子ども向けの心療内科に、ホームページにWISC検査ができるとあったので予約。
6月ごろに電話して、取れたのは8月の予約。
やっと、予約の日になって初診に行ったものの、なんと、今は臨床心理士さんがいない(採用していない)からウチではWISCは今はできないんですと…
2ヶ月待ったのに…ホームページに書いてあったのに…(涙)
また、振り出しに戻ってしまいました。
私はただ息子にWISC検査を受けさせたいだけなのに、不登校相談室では断られ、やっと受診できた心療内科では実施しておらず、なぜこんなにも受けられないの…と落ち込みました。
シルバー人材センター
まだひとりで留守番ができなかった息子。不登校になってから不安にもなりやすく、留守番にチャレンジする状態ではありませんでした。
2学期始まってすぐに、私の旗振り当番があり、その時にウチに来てくれる人を探してお願いしたシルバー人材センターのシルバーさん。
1回目の顔合わせは夏休みでした。息子もとっても懐いて、本当に良い出会いです。
夏休み最後の日 友だちと学校の校庭
夏休みもあと数日という頃、幼稚園からのママ友からLINEで
『夏休み最終日、朝いつもの登校時間位に学校行って、少し遊ばない?』
とお誘いをもらいました。
そのママも自分の子どもの夏休みから新学期への切り替えを心配していたようで、声をかけてくれたのですが、ウチにとっても、とてもありがたかったです。
始業式の一日前の朝、私と息子で学校まで歩いて行きました。
息子も友達と遊べるのとあって、楽しい気分で学校へ行き、1時間弱遊びました。
約1ヶ月ぶりの学校。
普通なら、いきなり始業式に登校だったけれど、こうしてワンクッション挟んだことで、ちょっとリハビリになりました(^^)
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こうして、小学校初めての夏休みが終わり、2学期を迎えました。
少しずつ教室で過ごせるようになってくる2学期の様子を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします(*^^*)
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